昨日10月1日のブログでAmazon Kindleの事について書きましたが、
今日はマーケティング見地から若干Kindleの雑感を書きたいと思います。
今回のKindleのプライスが驚きとともに伝えられていますが
プライス以外にも機能性の追求とデザインという視点が勝因のような気がします。
iPadは499$というプライスでもマーケットリーダーとなっています。
デザイン、機能、ブランド力どれをとっても他メーカーを圧倒し
タブレットと言えば、iPadという代名詞にもなっています。
今回Kindle Fireの価格を
iPadの半額以下のプライスの199$という値段に設定しています。
コストのかかる部品や機能を徹底的に省略し、プライスをダウンし
一気にAmazonは数百万台のKindleをユーザーに販売できると考えているそうです。
Amazonの本や映画、音楽その他のコンテンツがあるというのも相当の強みです。
安くて、コンテンツが充実している事で、
iPadは必要ないと考えていた、読書家や音楽愛好者などの
新しいターゲットを獲得できるかもしれません。
iPad以外のタブレットメーカーには相当脅威ですね。
IHS iSuppliの予測によると
世界のタブレット出荷台数は今年6000万台ですが
2015年には2億7500万台に急上昇するといいます。
ターゲットが拡大する中で、低価格単機能でもよいというユーザーは増加してくるでしょう。
そして、タブレット選択の際にデザイン要素も大変強くなっていく気がします。
CMを見ていただけるとわかると思いますが
今回のKindleは、前回のBlackBerry路線とは異なり
デザインにも相当気が使われています。
デザイン性に優れていれば、ユーザーがKindleを持ち運び
リアル&ソーシャルでBUZZする可能性が高いと思います。
今回のKindleはデザインも含め
いろいろな要素で成功するのではないかとソーシャルおじさんは考えています。
オルタナブログの中国ソーシャルメディア最新事情 その7
動画についてを10月1日にアップしました。
twitterは@masahirotokumo で気軽にツイートしています。
FacebookアカウントのTimeline作成しました。
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