何度かこのブログでも書いているiPadアプリのFlipboardが
ついに、iPhoneアプリを先日12月6日にリリースしました。
このニュース、私にはとても嬉しくて、早速ダウンロードしました。
iPadでFlipboardを使って、ソーシャルからのニュースを読む事を一度体験すると
なかなか他のインタフェースでは満足いかなくなります。
私もこのFlipboardに相当はまっていましたが
ちょっと最近は、iPadの携帯を止めていたので
出先でFlipboardを使う楽しみがなくなっていました。
そこにFlipboardのiPhoneアプリ登場ということで
iPhoneのFlipboardアプリがメインアプリになって
他のアプリの使用時間が減りそうです。
それぐらいiPhoneのFlipboardアプリは私に取って、魅力的です。
一応Flipboardに関して説明しますと
iFlipboardはソーシャルメディアのさまざまなコンテンツで
自分専用のオリジナルデジタル雑誌を作成するアプリケーション
( social reader application)です。
そのUIは雑誌をぺらぺらめくる感覚で、本当に楽しい体験です。
そして、デザインも相当クールです。
体感していない方は、ぜひこのiPhoneアプリを使用してください。
一度、使ってみたら手放せなくなると思います。
また、Flipboardのブランディングはさすが、雑誌系でデザインされています。
今回の発表を受けて、Flipboardのサイトを訪れたのですが
Press Roomまでお洒落で、そのアプリとWEBサイトの
ブランドイメージの統一感は素晴らしいなと思いました。
案外、アプリ開発の会社のサイトはみすぼらしいものが多いのですが
Flipboardはクールで、Fのマークがシンボリックに使われていて印象的です。
social reader applicationに関して、友人にレコメンドはと質問されたら
今なら間違いなくFlipboardと私は答えます。
結構、iPadやiPhoneでFlipboardに時間を費やしているユーザーは
多いのではないでしょうか?
それに危機感を持っているのが、ユーザーの滞在時間(広告)で
ビジネスをしているGoogleです。
そのGoogleがFlipboardの競合とも言える「Google Currents」を
12月8日にリリースしました。
Google CurrentsはAndroidおよびiOS向けのアプリケーションで
それぞれAndroid MarketとApp Storeで無償公開しています。
現時点で利用できるのはUSのみで、私はまだ試せていません。
180余りのメディア記事に アクセスできるようになったとのことです。
対象メディアには「CNET」「Forbes」「Saveur」「Huffington Post」
「Fast Company」などが含まれているようです。
そして、これだけのコンテンツがなんと無料で
それも全文読むことができるようになりました。
コンテンツもスマホやタブレットに最適化されていて
ユーザーは雑誌をめくるように指先でFlipして
ニュースを楽しめるようになりました。
以下YouTubeにアップされていた、Google Currentsの動画です。
で、ここからがGoogleの凄さなのですが
既存メディアのニュース以外にも、RSS、Google+で公開設定されているコメント
Google Readerに登録済みのフィードなどもGoogle Currentsで体験可能です。
また、ユーザーはGoogle Currentsで気に入ったコンテンツを
Google+のサークル内で手軽に共有できるようです。
まさにソーシャルメディア時代のsocial reader application!ですね。
今後、FlipboardがこのGoogleのGoogle Currentsに
どう対抗してくるかも楽しみです。
また、Google Currentsも実際に体験しないと評価もできなません。
Googleさんには日本のメディアとの交渉をスムーズに行っていただき
リリースを早めにお願いしたいです。
最後にここまで書いて思ったのですが
Google Currents、実はAmazonの動きへのGoogleの対抗策にも見えてきます。
ソーシャルメディアの覇権を争うユーザーの時間獲得競争が
本当に熾烈を極めています。
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