Google Vs Apple 以前は蜜月時代もあったのに。

本当に主戦場がPCからスマホに移行した感が強い今日この頃。
今日の8月16日の日経一面、他メディアも
このニュースで持ち切り。
Googleがあのモトローラ・モビリティを買収しました。
新興企業Googleが遂に通信業界の老舗を買収して
Android端末の普及を拡大させようとしています。
以前はシュミット氏がAppleの社外取締役を務めるなど
蜜月時代があったのですが
2009年にその関係は終わりました。

それ以降AppleとGoogleの関係は日々激しさを増し
遂にはGoogleはハードメーカーとして
時価総額一位になったAppleにチャレンジします。

モトローラ買収の最大のメリットは特許。
スマホ関連の特許の少ないGoogleは
訴訟になった場合のヘッジが少なかったのですが
今回これを手に入れました。
日経によれば
「スマートフォン事業などでは特許がこれまで以上に
重要な役割を果たすようになっている。
大手IT(情報技術)企業の間では相互に
特許の利用契約を結んで金銭の支払いを抑えるのが一般的。
知財権訴訟でも相互利用契約の締結などで和解することが多い。」
とのことです。

二つ目のGoogleのメリットは
ハードメーカとの二人三脚での開発で
Androidのシェア拡大を狙えることです。

サムスンなど他開発メーカーは今回の買収を表面的には歓迎しているようですが
今後、Google&モトローラがシェアを拡大して行けば
他メーカーのスタンスも変わるかもしれません。

MSのWindows Phoneの登場でスマホ業界の動きが加速し始めましたが
迎え撃つApple、Googleはスピード経営を実践し
ナンバー1を目指しています。
ここに日本企業が登場してくれればうれしいのですが!

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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