twitterについて改めて考えてみる!

昨年は日本では、Facebookイヤーで
twitterは最早、終わったメディアだとか言われていました。
私は、そうは思っていません。
逆に今年はtwitterを再認識する年になるのではと考えています。

twitterの拡散力、爆発力はマーケッターにとってはやはり魅力的です。
Facebookだけではなく、twitterを含め両者を上手に
使いこなしていくことが、これからのマーケッターに求められる資質だと思います。
友人の繋がりの中で情報をシェアするFacebook
拡散力と人や情報とのセレンディピティに優れたtwitter
そのどちらもが今の私には、とても魅力的に見えます。
そして、検索とソーシャルの連動を深めていくGoogle+も気になる存在です。
2012年はtwitter、Facebook、Google+を意識してコミュニケーションデザインする
初めての年と言えるかもしれません。

そんな中でtwitterに関して、インスパイアされた記事が
先週から今週にかけて海外のブログサイトで二つ見つかりました、
今日は簡単にこれらをご紹介します!
一つ目はbuffer というブログのtwitterの将来予測について書かれた
6 Incredible Examples Of How Twitter Predicts The Future」という記事です。
「twitterが未来予測をした6つの信じられない事例」ですが
一日の2億5千万にも上がるツイートを上手に分析すれば
将来が予測できるというLeo Widrichの記事です
以下の6事例が紹介されていますが、どの事例にも納得です。
選挙、感情、革命、自己の将来、投資、病気の流行などが
このブログによれば、実際に予測され始めています。
1)twitterは正確にニューハンプシャー州予備選挙で政治家の勝利を予測  Twitter Accurately Predicts Politician’s Victory at New Hampshire Primary

2)twitterはあなたの今週の金曜の感情を予測する Twitter knows how you will be feeling this Friday
3)twitterは「エジプト革命」を予測したか? Did Twitter predict the revolution in Egypt?
4)twitterや「Timeu.se」で将来を自分で予測  Predict the future yourself with Twitter and Timeu.se
5)ツイートに基づいて賭けをするHedgefund – ビート市場 Hedgefund to make bets based on Tweets – beats the market
6)twitterで病気の蔓延を予測し、そして止める。 Predicting and stopping the spread of diseases with Twitter

人々のツイートから将来が予測され始めている現実が
このブログによって再認識させられました。
twitter本当に恐るべしです。
以下、このブログから気になった記述を引用します。
特に人間の感情に関する話などは私にはとても興味深かったです。

The interesting part here is that they analyzed messages from 2.4 million people in 84 different countries. This makes a lot of sense, as they could also compare different cultures, with different weekly routines and seasons next to each other.
Here are some of the most interesting findings, some more obvious than others:
    Daily: The most negativity throughout the week happens on Friday, and (suddenly) disappears in the late afternoon.
    Weekly: On a daily basis, we are happiest in the morning and then our mood goes downhill. In the late evening it bounces back with another spike in positivity.
84の異なる国々の240万人からのメッセージの分析が面白いですね。
感情に関しては、朝は元気でだんだん下り坂だとか 
ネガティブな感情は金曜日に急に起こり、遅い午後に消えていくだとか
この分析を自分にも置き換えてみました

まず、エジプト革命の記述、イベントや事件の相関について書かれている
文章にヒントが隠されています。
最初にニュースが流行る場所はtwitterであり
twitterで将来の予測が可能になるという指摘は覚えておきたいです。
Whilst Twitter played a major element in the revolution Topsy Labs did a correlation analysis of Tweets mentioned. What’s most interesting is that the graph strongly correlates with actual events marked on the timeline:

 I am very curious which other events Twitter will be able to predict based on such analysis. Clearly it is Twitter where news is first broken.

当然、企業のマーケティング活動にこのtwitter予測は使用可能です。
引き続きこのtwitter予測に関しては、注意を払って行きたいと思います。 

二つ目のブログはTechCrunchに紹介されいた
Ryan Spoonによる寄稿記事ですが、日本語版にも
として掲載が始まっています。
スタートアップと書かれていますがこの5つのポイントはマーケッターが
意識しておくべきだと思いますので以下紹介します。
Separating yourself from the masses really begins with the recognition that Twitter is first and foremost a platform for conversation. If you believe that, you avoid the mistake most brands make: treating Twitter as a mechanism to push content rather than create engagement.

And once your goal is to foster conversation and engagement, you can follow these five guidelines

1. Listen.

2. Be authentic.

3. Be compelling.

4. Find the influencers.

5. Extend off Twitter and onto your site.
Twitterを活用するにはまず、Twitterとはコミュニケーションを生み出す最初のきっかけになるものであると認識することだ。これをしっ かり理解しておけば、多くのビジネス利用者が犯している失敗から免れることができる。多くの人が犯している間違いとは、Twitterをエンゲージメント 手段としてではなく、コンテンツを送りつける手段として使ってしまうものだ。

クライアントとの対話やエンゲージメントを目標とする場合、
次に挙げる5つのガイドラインを意識すると良いだろう。

  1. まず聞く
  2. きちんとした情報を流す
  3. 魅力的なツイートを心がける
  4. インフルエンサーを見つけ出す
  5. Twitterのみでなく、サイトへの誘導も心がける
このブログを読んでエンゲージメントについて考えました
最近、海外のソーシャルメディアのスペシャリストと交流していますが
彼らは紹介されている5つのルールに忠実です。
彼らのtwitterでのツイート(振る舞い)とても素晴らしく、かつ、有益で
ツイートからも人間力を感じます。 
彼らの交流を通じて、Be Social=社交的なれ!いう言葉を忘れないように
twitterを上手に使っていこうと思いました。
そして、彼らとの出会いもtwitterがなければあり得なかった事です。
今年の私の目標はtwitterを再度、使いこなすです。
皆さんもご一緒致しませんか!?

『デッドに学ぶデッドエンドからの脱出方法』
~「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」を読んで~
■日時:1月17日(火)
【ゲスト】増渕英紀(音楽評論家、コラムニスト)
徳本昌大(ソーシャルメディアコンサルタント)
【モデレーター】渡邉ケン(TBU!代表)
18:00 開場・受付 (meet & greet time:ドリンク付)
18:30 開始

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オルタナティブ・ブログ書き始めました。


この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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