書評「アジアで負けない三流主義」

今日、ご紹介のアジアで負けない三流主義の著者の森幹雄さんとは
昨年11月に初めてシンガポールでお会いしました。
リアンコートの森さんのオフィスにお邪魔して
何度かお話するうちに彼の魅力にはまっていったのです。
小柄でシャイな森さんですが、彼と話せば話す程、
元気になる森さんのアクティブな伝説が伺え、やる気とパワーがいただけるのです。
彼の周りに人が惹き付けられる意味が、お会いする度に判っていきます。
それはこの20年間で失われた日本の尊厳、プライド、アクティブなマインドなどを
森さんが今も持ち続け、私たちに気付かされてくれるからなのです。

今回、その森さんの経営術、生き方が書かれた書籍アジアで負けない三流主義 
ゲーテ新書から出版されました。
スーツケース一つで30年前にシンガポールに渡り
様々な苦労を重ね成功を手に入れた森さんの体験談はあたかも冒険小説のようで
とてもワクワクします。
三流主義」というタイトルも森さんらしいですね。
三流主義」とは「金ない、コネない、学歴ない」という
今の日本ではなかなか認めてもらえない状況ですが
森さんは金や学歴がないほうが人は逆に強くなれると説きます。
そして、森さんは学歴どころか「アホであれ!」と言います。
貧困や病気体験をエネルギーにする、「逆境」がレバレッジになり
成功を呼び寄せるという森さんの体験談はとてもエキサイティングです。
犯罪さえなければ、何でもありという森さんのやんちゃな行動力は
今の日本人は(私も含めて)絶対に見習ったほうが良いと思います。

第6章のアジアビジネス成功の秘訣はアクティブな行動指針になりますので
以下ご紹介します!
■事業展開は慌てず、段階を踏む。
■日本のビジネスモデルをアジア仕様に変換
■タコ足のように多角化を進めろ
■常に先を読む努力を怠らない
■資本力がないことを逆手にとれ
■偏見を持たずに多文化を認める
■ビジネスパートーナーを信頼する
■女性を積極的に登用しろ
■ニッチを狙う
■退路を断つ

また、いつの間にか道徳心や礼節、やる気すら失って
いつの間にか「セコい国になってしまった日本」という
森さんの指摘は、自分も含めた日本人の警告として多くの方に読んでもらいたいです。
最近会う海外の日本人の方は皆、日本がセコくなったと嘆きます。
日本にいると判らない現実が、海外に出てみるとよく見えます。
「日本にいて閉じた世界に籠るか、日本と海外両方の拠点でビジネスをするか?」を
考えるためのキッカケにこのアジアで負けない三流主義になりました。
セコさからの脱却も本当に2012年の日本の課題ですね!
私も日本だけではなく、海外からの情報も積極的に取り入れ
ビジネスをしていこうと思っています。
その一つのアクションとして森幹雄さんとご一緒して
シンガポールに進出する企業や個人の支援をして行きたいと思います。
詳細はこちらのサイトSingapole Bizをご覧ください。

最後に家族を大事にする森幹雄さんさんの生き方も参考にしていきたいです。

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この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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