Kolorでユーザーが情報発信するとご褒美が貰えます。

Kolorというユーザーと企業を結ぶソーシャルメディアサービスがスタートしました。
Facebookでログインすると、アプリが個人の興味関心領域を判断して
企業のFacebookページをいいね!するなどのミッションを届けてくれます。
ユーザーがそのミッションを達成するとポイントやバッジが貰えると言う
日本発の新しいマーケティングサービスが、このKolorです。
日本企業のインタレスト・マーケティングが先日Kolorをリリースしましたので
早速、私ソーシャルおじさんも使い始めました。

アプリを開くと以下のような流れでユーザーはプログラムに参加できます。
ユーザーが与えられた企業のミッションを達成して
企業のコミュニケーションを自分のFacebookなどで支援すると言う流れです。

1、オファーが届く→「興味関心」と「Facebookでの影響力(Kolor SCORE)」
を独自に判定して、Kolorからミッションのオファーが最初に届きます。
2、ミッション達成ミッションを達成すると、value pointが貰えます。
3、ご褒美ためたvalue pointを使ってゲームにチャレンジできます。ミッションを達成するだけで、お得で素敵なクーポンがもらえることもありそうです。

Kolor SCOREの考え方はKloutを参考にしているのかなと思います。
ミッションの投稿に対してたくさんの人からのいいね!や
持て度(いいね!の回数)、ヒット率(いいね!の確率)などを分析して
個人のインフルエンス能力をKolor SCOREとして指数化しています。
ユーザーを指数化すると言う点は、正にKloutですね。
因みに私は現在87スコアでした。

SCAVNGRというポイント獲得サービスにも近いかもしれません。
位置情報サービスにゲーム要素を加えたSCAVNGRですが
店舗内でミッションが与えられ、その様子を写真投稿して
友人知人にシェアすると言うサービスです!

いずれにせよ、個人のソーシャルメディアでの情報発信力を活用とした動きが
日本でもサービスとしてリリースされたのは嬉しいことですね。

ユーザーの参加、それも影響力のあるインフルエンサーが数多く参加するか?が
まずは、Kolorの成功のポイントになりますね。
そのためには、サービスの認知の拡大が必須になります。
継続的に魅力のあるミッションがユーザーに確実に届けられなければ
ユーザーの参加のモチベーションは高まりません。

また、SCAVNGRのような楽しむと言う要素も盛り上げには必要かもしれません。
Kolorとゲリラでゲリラキャンペーンでクロスキャンペーンで
会員獲得を目指すと言うのも面白いかも知れません。
ゲーム要素のあるキャンペーンはソーシャルでの話題になりますから
一気に会員を獲得できるかもしれません。

当然、企業の参加が増えないとすぐにサービスは行き詰まりますから
ユーザーの参加と企業のしっかりとした囲い込みを
早期に行うことがサービス成功のキーになりそうです。
企業がこのKolorをしっかりマーケティグ施策として使いこなせるような
空気感の醸成も新しいサービスなので必要かもしれません。

Kolorは参加企業と一緒に素晴らしいケーススタディーを至急、作らねばなりません。
その時には先ほどのSCAVNGRの成功事例が参考になるかもしれません。

実際、ミッションを達成して、Facebookに投稿してみましたが
写真投稿も美しく行えるので、企業、ユーザーからも
Kolorは評価される可能性があると思いました。
しばらく、このアプリを使いながらソーシャルメディアを活用した
O2O施策などを考えて行きたいと思いました。

ソーシャルメディアのコミュンケーションを面白くする
このインタレスト・マーケティングKolorを応援したいと思います。

アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(3月25日更新)
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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