東日本大震災から1000日目に考えたこと #きっかけバス #助けあいジャパン

昨日、助けあいジャパンの理事の野田祐機さんとのソーシャリアルのやり取りから
今日12月4日が東日本大震災から1000日目だということを知りました。
あの日から、早くも1000日、3年弱の時間が経過したのですが
相変わらず避難所での生活を余儀なくされている方が
今年の10月10日現在で282,111人いらっしゃるそうです。
(※仮設住宅、民間・公営住宅、避難所、知人宅等の合算)

しかし、時間の経過とともに震災の風化が相当進んでいます。

野田祐機さんによるとボランティアの数が当日の20分の1に減少しているそうです。
だんだんとメディアの報道も少なくなる中で、震災を風化させない仕組みづくりを
日本人すべてがもう一度考えるべきだと思うようになりました。

そのきっかけになったのが2週間ほど前に再会した
シンガポールに住む日本人の友人との会話だったのです。
東日本大震災が風化する中で、東南アジアの人たちからの応援を
いただくためにどうしたらよいか?と質問したのですが
彼は、私に次のようなことを教えてくれました。
「今はフィリピンの台風被害を救済することが東南アジアの中でのコンテクストだ。」
「まずは、日本人のコミュニティの中でできることを考えてみたら?」

世界では、台風やハリケーン、地震など日々大きな災害が起こっています。
目の前の被災者を救援することを優先することは当然のことで
その中で東日本大震災の復興を考えていくべきなのだと実感しました。

東北地方の復興はやはり日本人を中心に考えるべきで
今こそ、我々一人一人が再度何ができるかを問うべきなのだと思いました。
そして、今日はあの大地震から数えて1000日目と言う日なので
私自身が震災を忘れないためにもブログをこのブログを書くことにしました。
私も助けあいジャパンの理事の野田さんがいなければ
きっと、震災のことを日々忘れていったことでしょう。
周りに活動している人がいるからこそ、忘れないでいられたのです。
そういった意味でも皆さんにも助けあいジャパンのサイトを定期的に
見ていただき、東北の現状を実感いただければと思います。

人間は忘れることでつらさを乗り越えていけるのですが
東日本大震災を忘れるわけにはいかないと思っています。
地震からは逃げることのできない日本に住んでいる以上
復興と防災、減災という視点で再度、東北の問題を考えるべきだと言う
助けあいジャパンの理事の野田さんの意見には共感します。
彼やボランティアの学生さんなどと話しているうちに
私もこのブログやソーシャルメディアでのサポートを始めることにしました。

助けあいジャパンの理事の野田祐機さんと日々話すことで
私たちがやれるボランティアはたくさんあるのだと気付かされました。
東北に行って、おいしい食事を食べたり観光することも、現地の雇用支援に繋がります。
被災地からのお取り寄せやショッピングも立派なサポートになるのです。

私たちは忘れる生き物ですから、東日本大震災を風化させない仕掛け作りも必要です。
助けあいジャパンでは、来春、全国の大学生2000人を東北3県の被災地に送り出す
『きっかけバス47』というプロジェクトも進めています。  

多くの学生たちは、東北での実体験、視察を通して東北の今を感じ
震災の教訓を学び、防災、減災についても考え、それを発信しようとしています。
大学生が今の東北を感じる事で、ボランティアや起業、観光支援など
多くの新しい取り組みが始まるはずです。

私は野田さんとのコミュニケーションを通じて『きっかけバス47』について語ることも
情報発信もボランティアだと考えるようになりました。
一人でも多くの方に再度、東日本大震災を思い出していただくために
引き続きこのブログから助けあいジャパンのサポートをしていきたいと思います。
『きっかけバス47』については安藤さんのブログ昨日のブログもご参照ください。

きっかけバスのブログはこちらです。
チラシやポスターの配布先を探しているそうです!!

アプリそうけん(スマホのアプリ紹介)はこちらから
キーマンズネットのFB記事連載です。(4月22日更新)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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