書籍「7つの習慣-成功には原則があった!」を
オーディオブックプレーヤーのKikuPayerで聴いているのですが
耳から集中することで、過去に読んだ本がより生き生きし、新たなる発見がありました。
私たちの思考は、問題が起きた場合に
アウトサイド=外側からアプローチをしようとします。
奥さんとの喧嘩でも、まずはその原因を相手に求め
奥さん=アウトサイドの問題だと勝手に決めつけてしまうのです。
しかし、それでは、問題は何も解決しません。
問題は自分の外側にあるという考え方が間違っているのです。
喧嘩の理由は、本当に自分にはないでしょうか?
相手を責めたり、変えようとしても、それは無理です。
なぜなら、相手も同じようにアウトサイドに原因を求めていたら
平行線が続き、喧嘩は終息しません。
相手にのみ原因を求めていたら、無駄な時間だけが過ぎ去るのです。
このような発想はアウトサイド・インといいますが
コヴィー博士は「7つの習慣」で自分から変わるインサイド・アウトを
基本にすべきだと書いています。
ビジネスやプライベートが上手くいかない原因を誰かのせいにするのではなく
まずは、自分の中に課題を見つけることがポイントになってくるのです。
自分が相手に何ができるかを、まずは考えることが大切です。
誰かが助けてくれるのを待っている依存型ではなく
自分から行動を起こす主体性が必要になるのです。
「他人を変えようとするのではなく、最初に自分が変わる」というのが
コヴィー博士のインサイドアウトの考え方です。
どうしても年を重ねると頭が頑固になるのと
若い相手が自分にあわせてくれるので
自分中心に世界が回っていると勘違いしがちです。
しかし、これでは人はどんどん離れていきます。
つい最近、私もアウトサイドの罠にかかり、自分は悪くないと意固地になっていました。
今回、「自分からの働きかけが大事」だというシンプルなルールを
「7つの習慣」のオーディオブックから再発見できました。
自分がいつの間にか陥っていたことに愕然としました。
脳に刺激を与え続けないとすぐに人は退化してしまいますね。
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