成功した人はよく自分は運が良かっただけだと謙遜しますが
私はそれを信じないようにしています。
運が良い人は必ずその裏で努力をしているというのが
私が50年以上生きてきた感想です。
運の良い人々とは、強い信念を維持し、数々の犠牲を払い、粘り強い努力を続けてきた人々である。(ジェームズ・アレン)
天から降ってこないかと期待しながら生きていました。
夜になると酒を飲んで、ネガティブな世界に浸りながら
良いことが運ばれてこないかと夢想していましたが
当たり前ですが、引き寄せはほとんどありませんでした。
当時の私は夜になると飲み屋に出かけては、貴重な時間を無駄遣いしていました。
その頃、私の周りのベンチャー経営者は、アレンの言うように
数々の犠牲を払って、成功を目指していました。
私はその横で、その努力の意味が判らずに、近所で酔っぱらっていたのです。
その後の結果は全く異なるものになり、私は愕然としました。
40代になって、酒を止めることを決めてから、私の意識が変わりました。
今までとは違う人生を送ろうと思い、アウトプットを意識するようになったのです。
そのときに決めたことが、毎日ブログを書くことでした。
私は48歳からブログを書き始めた後発のブロガーです。
広大なネットの世界で私の陣地を広げていくためには
毎日書き続けることしないと思い、ひたすらブログを書き続けたのです。
たまたま、初期のiPhoneユーザーで
ソーシャルメディアを活用していた私のようなおじさんが珍しかったために
MacFanなどいろいろなメディアからお声掛けいただけました。
本当にラッキーなことなのですが
ソーシャルおじさんのブランドで連載ページを持てたのです。
コツコツとブログを書き続けてきたお陰で
多くのチャンスが一気に引き寄せられてきたのです。
今回ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術を出版できたのも
ネットの世界に情報を発信し続けたからです。
このブログで書評を書いたご縁で編集者の宮崎綾子さんが私を見つけてくれたのです。
宮崎さんに私の電子書籍の編集者になっていただき
昨年の夏に、ビジネスに差が付く iPhoneアプリ仕事術や
さあ、東南アジアビジネスをはじめよう!など
電子だからこそできた新しいチャレンジをご一緒させていただきました。
この2冊を発売することで、私の人生はこの一年で目まぐるしく変化したのです。
東南アジアビジネスの書籍を出したご縁で
国内外のアジア関係者との交流が始まりました。
先日はインドネシアのジャパンフェスに参加するなど
新しいビジネスをスタートできました。
一年前にはジャカルタで仕事が始まるなんて、全く考えていませんでした。
ブログと電子書籍が私の人生を楽しく変え始めたのです。
また、iPhoneアプリ仕事術が売れたおかげで
ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術の出版ができました。
宮崎さんとは、iPhoneの習慣化について何度も話をして
暑い夏の間に企画を一緒に練り上げました。
7月以降iPhoneアプリと習慣化のブログをほぼ毎日書き続け
それを編集の宮崎さんにトスしながら、二人三脚で進行したのです。
そして、ほぼ本が完成して印刷する前の先週末のゲラチェックで
信じられないサプライズが起こったのです!
ゲラを開いてみると、なんと私が入稿した原稿とは
全く違ったものが目に飛び込んできました。
それは、つい最近ブログに書いた文章からなる新しいバージョンで始まっていたのです。
著者に内緒で、新しいブログから編集し直して、より良い本を作ろうとする宮崎さん!!
この姿勢にはソーシャルおじさん徳本もびっくりしました。
今回、ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術では
習慣化のために活用できるアプリをいくつも紹介しています。
毎日、ブログを書き続けたからこそ生まれた一冊ですし
私の習慣をより良くしてくれたアプリばかりを書いた本なので
とても愛着があります。ぜひ、皆様にご一読いただけると嬉しいです!!
本書でも紹介しているビジネス・経営一日名言というアプリで
最近見つけたのが、以下の堺屋太一氏の言葉ですが。
今の私にはこの名言がとても響きます。
運の良さというのは実力の一部でね。運がいいだけのような人物に見えても、実はその運を掴むためには、いろいろと日頃の修練をしているものです。(堺屋太一)
コツコツやってきたお陰で、5冊目の書籍を発売できました。
これもいつも応援くださる皆様のサポートがあったからこそです。
本当にありがとうございました!
12月2日にウジトモコさん、理央周さんとトリプル出版記念セミナーを開催します。
ウジさんに作ってもらったアイコンがとてもかっこ良く、気にいっています。
3人のコラボという新しい試みは楽しくなりそうで、ワクワクしています。
ぜひ、こちらもよろしくお願いします。
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