「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記が教えてくれる世界の可能性

私にとっての2014年は海外の今をリアルに知る年でした。
2011年にシンガポールに出かけた際に、東南アジアの可能性に気付き
日本で閉じたままでいるとヤバイと感じたのが
私の海外ビジネスのスタートラインだったのですが
今年は一歩前進することができました。
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48歳から51歳までは東南アジアとの関わりは
ソーシャルメディアでのビジネスでしたが
今年はリアルにシフトした年でした。
東南アジアのパートナーとのソーシャルメディアのビジネスだけでなく
実際に現地とのビジネスをスタートすることにしたのです。
これには多くのソーシャリアルの偶然が重なったのですが
秋山岳久さんと山本大地さんの何気ない一言が
私を一気に海外にシフトさせたのです。

本当に世界は日々大きく変わっていますが
日本に閉じこもっているとその変化には気づけません。
日本のメディアは海外の情報を意図的に閉ざしているかのようです。

以前の私はアメリカ一極を見て、ビジネスをしていましたが
東南アジアや中東に実際に出かけることで
世界が信じられないスピードで、変わっていることを実感できました。
これは百聞は一見に如かずで、実際に行ってみないとわからないのです。

先日このブログでご紹介したちきりん氏の
「自分メディア」はこう作る! 大人気ブログの超戦略的運営記を読み返しいたのですが
以下の言葉からパワーをもらいました。

今、世界は大きく変わろうとしています。変化のスピードはこれからもっと速くなり、5年後、10年後には今では想像もできないような世界が実現していることでしょう。そんな変化の中では、「Chikirinの日記」がどうなるかなんて、ちっぽけな話です。自分がどうなるか、自分のプログをどうしたいかより、世界がどう変わるか、どんな社会がやってくるのか、そっちのほうが、よほど楽しみでワクワクします。そして、こんな時代に生きていられることを、本当に嬉しく思います。

日本にいるとどうしても成長を実感できません。
この国はあたかも成長を諦め、小さく小さくまとまろうとしているかのようです。
しかし、一歩海外に出ると信じられないスピードで世の中が動いていることがわかります。
ちきりん氏が言うようにこの5年で世の中は大きく変わっているはずです。
このチャンスの時代を日本中心で生きるのか?
世界を選択肢にして生きるのか?で、答えは全く変わってくるはずです。

先月11月に訪れたジャカルタは生きるパワーに溢れていました。
街中をバイクが疾走し、中には親子4人で一台のバイクに跨るツワモノもいて
とにかく日本にはない熱気を感じました。
ジャパンフェスティバルというイベントで現地の大学生をインタビューする機会を得たのですが
お話しした大学生全員が成長を夢見て、明るい笑顔で私たちと交流してくれました。
日本で働きたいと話す彼らの目は光り輝いていて、とても美しく
私たち日本人が無くしてしまった成長への憧れを感じました。

また、先週までいたドバイは世界一戦略
町中が巨大なビルの建設ラッシュになっていました。
一度ドバイに出かけてみるとわかるのですが
マンハッタン並みの高層ビル群が立ち並んでいます。
しかし、それには終わりがなく、砂漠の中に巨大なビルが次々と出現しているのです。
世界中の重機がドバイに集まっているとも言われるほど、開発が進んでいるのです。

今でも観光客を集めるためにウェスティンやマリオットなど300ものホテルが
埼玉県と同じ面積の小さな都市に存在しています。
しかし、2020年のエクスポを控えて開発はまだまだ続き
あと200ものホテルや巨大な新空港の建設も予定されています。
今の空港もチャンギやヒースロー並みの素晴らしい空港であるにも関わらず
世界一戦略のもと信じられない規模での開発が続いているのです。
2020年には観光客を1億人にしようという考えのもと
人、モノ、金が中東のハブのドバイに集まってきています。

これがよいのかどうかは後世の人たちの判断を待ちたいと思いますが
中東のドバイで、今、大きな変化が起きていることだけは確かです。
ここにチャンスがあるならば、日本だけでビジネスをするのではなく
一度ドバイに出かけてみて、視点を変えてみるのもよいと思います。
そのスケール感を見ると、日本にいることが小さいことに思えてきます。
間違いなくインドネシアやドバイのイスラム圏にはチャンスが広がっています。
勇気を持って、成長するエリアに出て行くことで
チャンスの数は加速度的に増えていくはずです。
この数年はイスラム圏を基軸にビジネスをしてみるのも面白いと私は考えています。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

  
photo credit: petsilhouette via photopin cc
 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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