アイデアをつくるために、なぜ、通勤経路を変えると良いのか?

いつもの通勤コースを変更すると気分がリフレッシュできます。
異なる景色から違う情報が目に入ることで
頭が動き始め、新たな発見や気づきをもらえるのです。
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久々に歩く街なら、新しいお店のオープンや景色の変化から
世の中の動きが掴めたりします。
新しい情報を得ることで、脳がアクティブに動きだし
不思議と面白いアイデアが生まれてくるのです。

脳は意識することで、見えている景色から
自分が探している情報を見つけ出してくれます。
赤い車を意識すれば、町中に走る赤い車が目につき始めます。
自分が探している情報を意識し、脳に刷り込むことで
欲しい情報が引き寄せられ、手に入るのです。

面白いアイデアが欲しいのなら、脳に欲しい情報を意識させ
いつもと違う体験をすることで、チャンスが広がると考えています。
■新しい人に会い、自分とは違う考え方を得る。
■いつもとは違うジャンルの本や映画を観る。
■違う街を歩いてみる。
などが私のおすすめです。

そんなときに手軽に出来るのが、通勤経路を変えることなのです。
まずは、早く帰れる日を月に一日つくってみましょう。
そして、いつも自分が使う駅とは違う場所で電車をおりて散歩をしてみるのです。

私は本屋を見つけたら、必ず店を覗くようにしています。
街によって、置かれている本の種類は変わります。
いつもはビジネス書が多いOAZOや紀伊国屋を定点観測していますが
小さな本屋ほどコンパクトに書籍が陳列されているので
逆に、いつもと違うジャンルの面白い本が見つかったりします。
自分の世界を広げる書籍に出会えるのが、この途中下車の魅力です。

その際に古本屋もチェックすると思わぬ本に出会えたりします。
意識した脳があなたにフィットした本を教えてくれます。
過去に読みたかった本や今、読むとヒントになりそうな本に
ここで偶然、出会えたりします(本の引き寄せですね)。

街角のカフェに寄ったり、ふらっと映画館に寄ってもよいのです。
カフェのお客さんや映画の登場人物の何気ない一言から
次に何をなすべきかを教えてもらえるのです。

いつもの通勤経路からは見つけられない情報が
ちょっとした寄り道から手に入るのです。
アイデアが欲しければ、いつまでも自分のデスクにいるのは止めましょう。

早く帰れる日には、さっさと帰り支度をして、電車に飛び乗るのです!
(アイデアが欲しいのなら!今すぐ)
何が欲しいのかを事前に意識して、気になった駅で電車を飛び降りて
いつもとは違う視点で新しい景色をインプットしてみましょう。

アイデア作りの基本は古いものに新しいものを組み合わせることです。
名著アイデアのつくり方には、アイデアづくりのポイントがまとめられています。
■アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
■新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する。

会社のデスクに新しいエッセンスがないのなら
外出して今までとは違う情報をインプットし
関連性を見つけ出す努力をすべきなのです。
私の場合は通勤経路をいつもとは変えてみることで
使えるアイデアが生まれてくるのです。

その理由を考えてみると、以下のように整理できました。
今日、新しいアイデアが見つかるはずだと意識して
途中下車を心がければ、面白いアイデアの入り口を見つけられるはずです。
アイデアはリラックスしているときに生まれてくると
アイデアのつくり方には書かれています。
帰りの通勤時間は、心の緊張が緩む時
リッラクスしている時だから、良いのかもしれません。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。
   

photo credit: SeeMidTN.com (aka Brent) via photopin cc

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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