行動する読書とは思考と実践が伴うものである!

麺ビジネスのノウハウを提供する大和麺学校の校長の藤井薫氏の読書法を
President Onlineで読んだのですが、その内容が素晴らしかったので引用します。
まさに、私が標榜する行動する読書の考え方に近く、勇気をもらえました。
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まずは、多くの書物を読むことです。
特に、新しいことを学ぶ時には、大量のインプットが効果的です。

「塩」「麺」といったテーマに関するキーワードがタイトルやサブタイトルにあるような本を20~30冊まとめて買ってきて、かたっぱしから読んだりもした。そうしていると、どれが正しくて、どれが間違っているか、大体見当がついてくる。そうして、これは熟読すべきだと思えば、自家薬篭中のものになるまで何度でも読んだ。それほどでもない本は、必要なところだけ拾い読みするだけにした。

私も新しいことを始める時にするメッソドなのですが
学びたいジャンルの本を徹底的に読んで
最初にその分野の知識をインプットしてしまうのです。
自分の頭の中に、そのカテゴリーを意識させて
情報を引き寄せる仕掛けを作ってしまいます。
こうすることで、潜在意識が自分の周りの景色から
関連情報を見つけ出してくれるようになります。

正しい情報を得て、自分の頭を整理するためには
大量のインプットをこなすことがポイントになってきます。
この時同じ著者の本だけを読むのではなく
何人かの著者を当たることを忘れてはいけません。
熟読する本を見つけたら、徹底的に読みこなしていきましょう!
一人の著者の意見が正しいとは限らないのですから
より多くの書籍を読むようにしたいものです。

私の場合は、1冊の本を読むのにかける時間は20%、その内容についての思考に30%、実践、つまり講義などでの活用に25%、見直しと再度の実践に25%としている。

藤井氏の凄さは、思考するための時間と実践に時間を費やしていることです。
読んだら、読みっぱなしでは自分を成長させられません。

おそらく、多くの人は読むことだけに100%のエネルギーを使ってしまうのではないだろうか。娯楽のための読書ならそれでもかまわないが、仕事として、人に伝えられるレベルにまでするには、著者が伝えたいことを、著者と同レベルで理解することが大切だ。

私も以前は、読むだけの読書で満足していました。
しかし、5年前にUSTREAMで著者をゲストにする番組を配信してからは
読書の方法が全く変わりました。
著者に質問をするためには、本を徹底的に深掘りして、整理しなければなりませんでした。
本を熟読して、著者の思考法を完全にモデリングすることで
私は、彼らの知識や経験を自分の人生に取り入れるようになったのです。
これにより、読書が「目的型」に変わりました。
USTREAMのスタジオで、直接著者から自分の行動を
変えるためのレッスンを受け続けることで、私は自分の人生を変えてきたのです。
ブログでのアウトプットの仕方や自分の強みの磨き方
パーソナルブランディングの考え方などは
その時のインタビューがキッカケになっているのです。
本を読んで、整理し、アウトプットする」ことの重要性をこの時に学べました。
USTREAMからブログに発信のステージを変えましたが
今でもインプットとアウトプットの最大化を心がけています。

私は、本を読むときはいつも片手にピンクのマーカーを持つ。そして重要な部分にマーキングする。それだけでなく、いつも携帯しているノートパソコンに項目別に入力する。そうすれば必要に応じて検索し、すぐに読み返すことができる。

本からインスパイされたアイデアや気になる言葉は
どんどん付箋を貼って、メモしていきましょう。
私の場合は、KIndle派なので、気になった箇所をコピーし
どんどんEvernoteに保存していきます。
電車などでの移動中に集めたメモを何度も読み返し、自分ゴト化していきます。
今日のブログも3日前に気になった記事を、読み返しているうちに
記事で紹介したくなり、書き始めました。
書くことで、私は藤井氏の思考と行動力をモデリングしているのです。
行動する読書とは思考と実践が伴うものなのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

    

photo credit: Lectura via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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