時と状況を選ばずに繰り広げられる噂話に、どれだけ時間やエネルギーをとられているか考えてみると話はちがってくる。1日を振り返ったとき、「あと30分やって、あの仕事を片づけていれば」とか、「せめて遅れを取り戻しておけば」と後悔することがどんなに多いか。(リチャード・カールソン)
「恋と噂話はいちばんお茶を美味しくさせる。」と言ったのは
ヘンリー・フィールディングですが、私たちはそれほど噂話が好きなのです。
また、デイブ・バリーは「この宇宙で一番強い力は、噂話だ。」だと言い
その魔力に気をつけるべきだと書いています。
人が集まれば、誰かの噂話をするのは人間の性分です。
大概の場合は、それは人の悪口になりますから
あまり褒められたものではありません。
人の悪口は自分をネガティブにしますから、すぐにやめるべきです。
また、リチャード・カールソンは小さいことにくよくよするな!〈3〉の中で
噂話に時間をとられることが無駄であると指摘しています。
昼間のオフィスで噂話をすることは、自らの生産性を下げてしまっています。
噂話は相手と自分の両方に責任があります。
もし、噂話が始まったなら、すぐに自分の仕事に戻るようにしましょう!
あるいは、噂話になるような質問を自分からしないなど
自分をコントロールすればよいのです。
噂話はストレスがあるときにしがちだとリチャード・カールソンは言いますが
ストレスの対処法として、これを習慣化してはいけません。
もし、ストレスを感じたなら、しっかりと理由を明確にし
ポジティブ思考で解決していくべきです。
貴重な時間を噂話で浪費し、残業するぐらいなら
さっさと仕事に集中して、自分のための時間に使ったほうが良いのです。
噂話はその場だけで盛り上がるつまらぬものだと頭を切り替え
やらないことリストに追加しましょう。
口にチャックをすることで週に1時間でも余裕の時間がもてたら、その1時間次第で、ストレスの多い1週間が余裕に変わるかもしれない。人づきあいを悪くしたり、他人への失礼をすすめているのではない。あなた自身のひと言や、その内容にちょつと注意を払うだけのこと。それだけでむだなおしゃべりを長引かせずにすむ。
おしゃべりが仕事を長引かせる原因だと思ったら、働き方を変えましょう。
私は、集中したいときは会議室にこもったり、カフェで働くようにしています。
会社で自分を律するのが難しいと思ったら、すぐに環境を変えて
少しでも早く帰れるように、自分を仕向けましょう。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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