何かを学習するとき、神経は一つのパターンが連なり、鎖状となって、脳の組織に刻み込まれる。この鎖を脳が記憶するのである。無意識は実際の経験と想像上の経験を区別できないので、イメージ練習によって作られた神経の鎖と実際の運動によって作られた鎖を区別しない。だから、脳に刻み込まれている不完全なパターンを実経験のものとして、変えたり、正したりするのである。(ジョン・C・エクレス博士、チャルズ・シェリントン)
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よく潜在意識の力を使うとよいと言われていますが
ジョン・C・エクレス博士とチャルズ・シェリントン氏は
そのことをわかりやすく解説しています。
私たちの脳は実際の経験とイメージしたことを区別できません。
この特性を理解してイメージトレーニングを活用すれば、私たちの夢は実現します。
私たちはイメージしたことを現実にしてしまう力を備えているのです。
日々、イメージトレーニングを重ねることで
潜在意識に未来の成功している自分をすり込めるようになります。
夢リストやビジョンボードを作る理由もここにあります。
夢を実現した、成功している自分の姿をイメージするとワクワクできます。
夢リストやビジョンボードにワクワク感を表現し
毎日、それをチェックすることで、イメージ力を高めることができます。
夢が叶った時の自分をイメージし、言語化したり、ビジュアル化し
それを毎日、見続けることで、夢が実現する可能性が高まります。
サイモン・レイノルズは私たちは自分のしたいように
脳のプログラムを自由に組み替えることができると言っています。
私たちは実質的に自分のしたいように脳をプログラムでき、好きなように感じるように脳のプログラムを組み替えることができる。(サイモン・レイノルズ)
目標ができたら、それを実現するためのプランを作りましょう。
脳のプログラムを組み替えたら、そのための行動を習慣にするのです。
期限を決めて、資金計画やアクションプランを書き出すことで
私たちは行動できるようになります。
貯金を始めたり、本を買うなど小さな一歩を踏み出すことが大事です。
小さなステップなら続けられますし
そこから結果が出て、可能性がどんどん広がっていきます。
当然、イメージした未来の自分と現在の自分にはギャップがあります。
その距離を日々縮めていけばよいのです。
10年前に本を出版しようと決めた時に、私は著者として振る舞うことを決めました。
夢が叶ったことを脳にプロミラングするために、著者に成りきったのです。
周りの著者や編集者と話すときにも、自分の中では著者として彼らに接しました。
当然、足りないものがたくさんありましたが、それらを埋める作業を続けました。
日々、アウトプットを重ね、自分の夢を叶える努力を続けたのです。
行動することが自信につながり、次のアクションのきっかけになります。
何もしなければ結果は出ませんが
小さな行動の積み重ねによって、ケミストリーが起こり始めます。
夢を応援してくれる人に出会えたり、欲しい情報が偶然手に入るようになります。
私はソーシャルメディアで情報発信を続けるうちに
出版のチャンスに恵まれ、ついに著者になれたのです。
イメージの力で夢が本当に叶うことを知った私は
未来の結果を出している自分をイメージしながら
日々、小さなアクションを今も続けています。
そのおかげで、海外進出や起業などの夢が次々叶っています。
サイモン・レイノルズが指摘するように、潜在意識とイメージの力を信じ
脳のプログラムを変えれば、本当に夢は実現してしまうのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考 8分間で幸せになる法(サイモン・レイノルズ著)
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