よい習慣を味方にしよう! ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣


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ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣
著者:ジェームズ・クリアー
出版社:パンローリング 株式会社

本書の要約

よい習慣を身に付けるためには、その行動を「はっきりさせる」「魅力的にする」「易しくする」ことが重要です。人はわかりやすく、魅力的な習慣によって、行動する確率を高められます。行動変化の第4の法則である「満足できるもの」を普段の行動に取り入れることで、人は継続できるようになります。

未来の自分を変えるために、満足できるものを見つけよう!

行動変化の第4の法則は「満足できるものにする」である。

ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣の書評を続けます。よい習慣を身につけたければ、自分の行動を変える必要があります。行動を変化させるためには、「はっきりさせる」「魅力的にする」「易しくする」ことが重要です。やりたいことをわかりやすく、魅力的にすることで、人は行動できるようになります。そこに、行動変化の第4の法則である「満足できる」ことを取り入れることで、その習慣が強化されます。

自分が満足できるものを見つけることで、人は未来の自分を変えられます。ダイエットをする、本を書く、語学を習うなどの未来の自分をイメージすることが、変化のための第一歩です。自分が望んでいる人生を心に描き、そこから逆算することでやるべきことが明確になり、今の行動を変えられます。長期的な利益となる行動に価値を見いだすことができれば、今の決断を変えられます。

しかし、現代人はTVやソーシャルメディア、甘いお菓子など多くの誘惑と戦わなければなりません。一般に、すぐに楽しみを得られる行動ほど魅力的で、未来の自分をダメにします。目先の欲望と未来の自分のどちらを優先するかを、長期的な目標を思い出し、しっかり選択する必要があります。ダイエットが目標ならケーキではなく、カロリーの低い健康的な食べ物を選ぶべきです。ビジネスで成功したければ、リビングでTVを見るのをやめ、さっさと役に立つ本を開くべきです。

目先の喜びを避け、未来の報酬を優先しよう!

「すぐに報われる行動は繰りかえす。すぐに罰せられる行動は避ける」。すぐに得られる喜びを好む傾向は、成功についての大切な真理を教えてくれる。人間にはそういう性質があるため、多くの人が、一瞬で得られる満足感を追いかけて日々を過ごそうとする。遅れて得られる喜びを求めようとする人は少ない。

未来の自分を幸せにする行動は苦行の場合が多く、人は目先の欲求を優先します。しかし、自分を満足させるためには、すぐに得られる喜びではなく、未来の報酬を待つことが重要です。

調査によると遅れて得られる喜びを待てる人のほうが、SAT(学業成績達成テスト)の点数が高く、薬物乱用や肥満になる率が低いことがわかっています。彼らはストレスにうまく対処でき、社交的に振る舞えます。

テレビを見るのではなく、ブログを優先すれば、良い出会いやフィードバックを得られます。コンビニでデザートやポテトチップスを買わなければ、家に帰ったとき健康的で美味しい食事を食べられます。

ほぼどんな分野でも、成功するにはどこかで即時報酬を無視し、遅延報酬を選ぶ必要がある。 習慣を長続きさせるために肝心なのは、たとえわずかでも成功したと感じることだ。達成感は、習慣が報われたことや、その行為が価値あるものだという印になる。理想の世界では、良い習慣の報酬は、習慣そのものである。

良い習慣によって何かが得られたとき、人ははじめて価値を感じます。行動から喜びを得るには、ある程度の時間が必要です。ジムへ数回行っても、いきなり体型は変わりません。目立った変化のためには、数カ月は運動を続けなければなりません。体重が数キロ落ちたり、体がたくましくなると、ようやく運動そのものが楽しくなるのです。

悪い習慣をやめる時にもこの考え方は役立ちます。「衝動買いをしない」ことは、とても難しいことです。最初のうちは、ただただ誘惑と闘っているだけで、満足はあまり得られません。そのための解決法は、状況をひっくり返すことだと著者は言います。

衝動買いを避けるためには、新たな貯金口座を開いて、欲しいものの名前をつけましょう。買い物を我慢するたびに、同じ金額のお金を口座に入れていくのです。朝のカフェラテを我慢したら、5$を口座にいれるのです。ネットフリックスをひと月我慢したら、10$貯金します。欲しいものを買うためのお金がたまっていくのを見るという即時報酬は、ただ我慢しているよりはるかに効果があります。衝動買いをしないことが、満足につながります。

行動変化の第4の法則は「満足できるものにする」ことです。人は経験して満足できると、その行動を繰りかえします。習慣を長続きさせるには、たとえほんの少しでも、成功したとすぐに感じることを準備し、悪い習慣を避けるようにするのです。

この記事を書いた人
徳本昌大

 
●複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。

●多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。

●著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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