やらなければならない仕事が目の前に現れたとき、なぜか「すぐにやらない」「先送りする」「引き延ばす」人はいませんか。その原因はなんでしょう。大きく分けると三つあります。・怠け者である。自分の置かれている状況に対して危機意識がない。・優先順位(プライオリティ)がつけられない。・もっといい方法があるかもしれないと悩んでしまう。判断基準が作れない。
確かに多くの人は怠け者ですが、これは意識を変えることで改善できます。
今はスピードが欠如していると生きていけない時代だと思えば
アクションをためらう理由はなくなるはずです。
朝の早起きで、やるべきタスクを明確にすれば、先延ばし癖もなくなりますね。
人間は基本的には怠け者にできているようです。このことは「したいと思うこと」がことごとくできる環境に人間を置いてみたら、最後にみんながしたのは「ごろ寝」だったという心理学の実験からもある程度想像することができます。しかし、私たちはいまそんな贅沢な境遇にはない。やるべき仕事は、すぐしなければ、変化とスピードの激しい時代に致命傷になりかねません。経済が右肩上がりだった頃は、怠け者が一人や二人いてもエラーさえしなければ許してもらえました。今はそれが許されません。
優先順位がつけられないのも、自分の目的が明確になっていないからだと言う
高井 伸夫氏のアドバイスは真理をついています。
とにかく、目的を明確にし、最初にやるべきことを意識し、アクションを起こせば
その行動に多くのことが引き寄せられるようになるはずです。
優先順位がつけられない人というのは、自分の目的が明確になっていないのです。だから当然、その目的のために最初にやらなければならないことが見えてこないわけです。次に悩んでしまう人は、自分の判断基準がぶれてしまうからでしょう。
「あなたが出会う禍があるとしたら、
その禍はあなたがかつておろそかにした時間の禍なのである。」という言葉が
朝10時までに仕事は片づけるで紹介されていましたが
私には、この言葉が特に刺さりました。
年をとってから、やりたいことが見つかると
今度は時間が足りないという現実が押し寄せます。
若いときにはあれほどあったはずの時間が、どんどんなくなっていくのです。
ですから、時間のコントロールをして、今やれることはすぐにやるべきなのです。
達成感から幸せを感じられるのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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