今日はTwitterと勇気について、考えてみたいと思います。
わずか140文字で世界を変えてしまったTwitter。
私に取っては最も身近なソーシャルメディアで
2009年から2011年までは、私の最も大事な情報発信メディアでした。
140文字とは言え、実名を私のアカウントでは特定できましたから
ツイートするのに結構勇気が要りました。
炎上したらどうしようかと悩みながら、いろいろなツイートをしたことを覚えています。
2009年の一番最初の記念すべきツイートは何だったのだろうかと調べようと思い
Discover your first Tweet | Discoverでチェックしてみました。
PHYLLIS HYMANを聞きながら仕事のアイデアを作っている!だそうです。(笑い)
多分悩みながらも、自分がSOUL好きであることぐらいはアピールしようと
もがいていることがよくわかります。
当時はこのツイートも相当勇気が必要だったはずです。
茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法の中のツイートに関する言葉がとても響きました。
「リツイートするのではなくて、ツイートする勇気を持て!」
実は、この言葉が本書の中で実は一番私が刺さった言葉かもしれません。
昨日の別のブログでも書きましたが、ソーシャルメディア時代は
情報発信する勇気を持たなければ、存在しないのと同じという恐ろしい時代なのです。
あのコグレマサトさんは「アウトプットしないのは存在しないのと同じ」だと
4冊目の書籍ソーシャルメディアを武器にするための10カ条で
インタビューに答えてくださいました。
ツイートとリツイートの間にもそれぐらいの距離があるのではないかと思っています。
実際、茂木氏の考えもそれに近いので、私に刺さったのかもしれません。
ツイートするかどうかは、学校の授業でわからないことがあるときに、自分から手をあげてみんなの前で質問できるかどうか、と同じだといえるでしょう。恥ずかしいから誰かが手をあげるのを待つとか、授業のあとで誰かに聞けばいいか、などと考えることと基本的には同じ心理です。どちらも、自分から手をあげる勇気がほしいということです。誰かのツイートに対してリツイートするということは、人の発言に乗っかっているだけなので勇気はいりません。一方で、ツイートするということは自分から何かを発信するわけですから、そこにはいろんな意味での勇気が必要になってきます。
わからないことをそのままにしては成長はありません。
ここで勇気を持つことが、未来を変える一歩だと思います。
Twitterの投稿でも勇気が必要な自らのツイートとリツイートでは価値が異なります。
リツイートとは人の発言に乗っかるだけですから勇気は要りません。
他者の褌で相撲をとるのと同じで結局は
自分の考えをアウトプットしていないのです。
これでは、成長できないのでもったいないですね。
一方、140文字とはいえ、自分の考えを書くツイートは勇気を必要とします。
私も当初はバカにされたらどうしようと思ってビクビクしていました。
しかし、自分の意見が誰かの役に立つ、貢献できるという事実に気づいてからは
全くアウトプットが苦にならなくなりました。
ソーシャルメディアのインタラクティブ性で自分の価値に気づけたのです。
@投稿でフォロワーの方からの感謝のコメントを読むことができました。
私は自分が役に立っていると、フォロワーの方から教えていただけたのです。
これで一気に私のアウトプットのモチベーションが上がりました!
それどころか、TwitterやUSTREAMそして、このブログから
セレンディピティな出会いがデザインできるようになっていったのです。
同じ関心領域を仲間とリアルに出会う機会がどんどん生まれ
私のネットワークはどんどん拡大していったのです。
最近では、アウトプットしないと意味がないとまで思うようになりました。
茂木氏は行動を起こすことで成長できると本書で以下のように書いています。
どんなことでも、自分から行動を起こせば勉強になるし、成長できます。反対に、行動しないで批判ばかりを繰り返すだけでは、勉強にならないうえ、成長することも期待できないのではないでしょうか。
アウトプットには猛烈なインプットが必要になりますから
読者や人との出会いやコミュニケーションが欠かせません。
成長に欠かせない新しい人との出会いを
アウトプットとソーシャリアルのネットワークが生み出してくれるのですから
積極的にアウトプットしなかったりソーシャルメディアを活用しないのは
実は、チャンスロスでもったいないことなのです。
勇気を持って発言し、行動を起こしてください。そうすれば、たくさん学べて、成長していけるはずです。(茂木健一郎)
勇気こそ、今の時代に必要なスキルなのです。
誰もバカにしないですし、多くの人や情報が引き寄せられてきますから
ぜひ、ブログやソーシャルメディアでアウトプットしてみてください。
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