小林正観氏の22世紀への伝言には良い言葉が幾つも紹介されています。
そのうちの一つが「念」という言葉の解釈です。
「念」という字はは今と心からできています。
念じるとは今に心を尽くすと読めば、今の重要性が理解できます。
実は私たちの生活でも同じことが言えます。いつもいつも、過去を悔やみ、未来に怯えています。「今を考える心」とは「目の前のことを一生懸命やりなさい」ということにほかなりません。それは、言葉を換えて言えば「実践」ということでしょう。
過去を悔やむのに時間を使うのはもったいないことなのです。
今の時間を大切にし、今しかできないことを実践するべきなのです。
マーシー・シャイモフはもっと「脳にいいこと」だけをやりなさい!の中で
愛に溢れた人の脳は素晴らしく、人生をハッピーにすると書いています。
愛に溢れた人の共通点を読んでいても
今を大事にすることがポイントであることがわかります。
「愛に溢れた人」の共通点を以下紹介します。
・この一瞬一瞬を大切に生きている
・心から人に話しかけ、人の話を聞く
・自分に対しても他人に対しても、思いやりをもち、批判をしない
・充実感と満足感があり、ありのままの人生を愛することができる
・感情の流れのままに生き、身体に流れるエネルギーが旺盛
・愛を与えるときも受けとるときも、同じようにいい気分
・すべての人間や自然に対し、一体感と連帯感を覚えている
今を大事にすることで、今一緒にいるとの時間の意味づけが変わります。
相手の話を聞くことで、お互いを尊重できるようになります。
ここから幸せなエネルギーを交換できるのです。
これで批判がなくなり、満足感を得られます。
相手の話をしっかりと聞くことで理解が深まり、それを人にも紹介できます。
貢献することで、世の中のために役立つことができ
周りと一体感を持てるようになります。
今を大事にすることで、幸せをあっという間につくりだせるのです。
素晴らしい人生を生きるには、自分の習慣に目を向けなければいけません。(マーシー・シャイモフ)
まずは、今を大事にするために、過去を後悔することをやめましょう。
この悪しき習慣を変えることで、自分の時間を自由に解放できます。
また、言い訳や先延ばしをやめて、今を大切にすると決めましょう。
これを決意することで、自分を変えたことになります。
一緒に過ごす人との時間を大切にすることも意識しないといけません。
iPhoneやソーシャルメディアの普及で
一緒にいる相手を尊重することが難しくなっています。
会話の最中についついFacebookを見たり、メールをチェックしてしまう自分がいます。
この悪しき習慣を家族からも指摘されているので
今週は、人と食事をするときには、iPhoneをわきに置いて
相手に集中したいと思います。
「念」という言葉をiPhoneを使うときにも、忘れずに過ごしたいと思います。
今日もお読みいただき、ありがとうござました。
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