小林正観氏の「ありがとうの神様」の書評

習慣化

自分の価値観だけで、相手とコミュニケーションしてもうまくいきません。
自分を正当化し、相手と接すると、やがては相手への憎しみや怒りが生まれます。
もし、周りとギスギスしているとあなたが感じたら
すぐに、一回大きな深呼吸をして、自分を見つめ直しましょう。
自分の気持ちを落ち着かせることで、トラブルを避けることができるのです。
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相手ともめたくなければ、時には自分の考えをチェックすることも必要になります。
相手の立場に立って、自分の言動や思考を見直し
悪い点が見つかったら、どんどん修正していきましょう。
小林正観氏はありがとうの神様の中で
自分が間違っていると思えれば、怒りや憎しみは湧いてこないと書いています。
自分の感情を上手にコントロールするためには
正義感や使命感を振りかざさないことがポイントになるのです。

「自分は正しい」と思っていれば、必ずそこに、怒りや憎しみや、攻撃の心が湧いてきます。一方で、 「自分は間違っているかもしれない 」と思っていれば、怒りや憎しみや攻撃的な心は湧いてきません。そう考えると、怒りや憎しみの源泉は、正義感や使命感に立脚している可能性が高い。(小林正観)

正義感や使命感を持つこと自体は悪くないのですが
それを人に押し付けては、いけないのです。
自分の尺度は自分だけのもので、人には使ってはいけないという小林氏のメッセージが響きました。

正義や使命を持つのも、正義や使命を感じるのもよい。ですが、それを他人に対して振り回してしまうと、まわりはとてもつらい状態になり、心地の悪い思いをします。「感」を振り回すと、まわりの人を傷つけます。「感(カン)は、振り回さずにゴミ箱へ」。これは、私がいつも笑いながら言っている言葉です。

感(カン)は、振り回さずにゴミ箱へ」という言葉は、是非覚えておきたいですね。
いつも私たちは自分が正しいと思いがちですが
相手も同じように自分を正当化しています。
この状態に気付きさえすれば、相手との関係を変えられるはずです。
いつでも相手を立てるようにすれば
あなたは敵を減らし、味方を一人増やすことになるのです。

私たちは、自分の怒りや憎しみは「正当である」と思い、相手の怒りや憎しみは「間違っている」と思いがちです。しかし、自分が間違っていると思いながら争いを起こす人は、世の中にはいません。「私は全部正しい」と思う心が争いを引き起こしているのです。

怒らないことはとても難しいことなのですが
もしかしたら、自分が間違っているのでは?」と
一瞬でも思い謙虚になれれば、怒りは減らせそうです。
謙虚になれとよく、親から学生の頃よく言われましたが
当時は謙虚の意味がわかっていなかったかもしれません。
今日、小林正観氏の謙虚の定義を読めたことで、私は少し成長できたようです。

どんなときでも、怒らないこと。どんなときでも、相手を憎まないこと。「もしかしたら、私が間違っているのではないだろうか」と思い続けることが、「謙虚」ということではないでしょうか。謙虚さとは、自分がどう生きるかを、自分に課して生きていくことです。自分の価値観を他人に押しつけたときに、まわりのものが見えなくなる気がします。

『朝、「ありがとう」を言うと、脳が1日中その現象を探そうとする』
『「頼まれごと」をただやって、どんな問題が起こっても、すべてに「ありがとう」と感謝する』
『不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」を言わないことで、神様が味方をしてくれてる 』など
本書には小林氏の良い言葉が。数多く紹介されています。
読むだけで心が落ち着き、行動を変えたくなる一冊なので、ぜひお読みください。

  

photo credit: Life Sized Fairy! via photopin (license)

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