ノマドライフを読みながらシンガポールでのノマドライフを考える。

『アイディアと移動距離は比例する』という名言があります。
フランスの思想家、ジャック・アタリの書籍
いま、目の前で起きていることの意味について――行動する33の知性でも
「人類が生き延び進歩してきたのは流浪生活のおかげだ』として紹介されているように
移動・ノマドは人類の進歩に必要なアクションだったのです。

レバレッジコンサルティングの本田直之氏の新刊
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
このブログや会う方々に推奨しているのも、
この書籍に書かれているノマドライフのノウハウこそが
これからの人生を生き抜く上での重要なスキルだと私が信じているからです。
実際、書かれている多くのことを私も実践していて
共感しているからこそ、レコメンドしているのですが!
(ノマドライフの書評ブログはこちらから)

さて、仕事柄、世界に進出したいと話す若いITベンチャーの方とよくお話するのですが
たまに「海外とか言ったことがないんですよね」 という話をされる方がいます。
海外進出するのに、海外に行ったことがないというのはちょっとびっくりです。
確かにネットの発達で世界中の情報が日本にいてもすぐに手に入るようになりました。
しかし、ネットでは現地のリアルの課題が判りません。
生活感や文化、習慣も違う人々の考え方が見えません。
リアルで異文化の方々と交流することで見えてくることも多々ありますので
若い起業家には、移動・旅行を勧めます。

移動や旅行がクリエイティブマインドを刺激して
今までとは違った果実を得られることが多々あります。
海外での移動は苦労を伴うので、その苦労をできるだけ早くしろと
アドバイスもさせていただいています。
本田氏のノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきことにも
本田氏の多くのリアル体験が書かれていますので、ぜひ参照ください。

また、海外に進出する方には、アメリカも良いのですが
最近ではシンガポールをお薦めしています。
iPhoneやソーシャルメディアの普及で、ますます英語での情報発信が必要になります。
シンガポールには英語に長けたスタッフや英語での情報発信可能なメディアがあります。
世界に情報発信するなら、日本よりもコストが安くなる可能性が高いですね。
また、IT先進国ですので通信インフラも整い、ネットワーク環境の心配がありません。
また、教育レベルの高い開発者を東南アジア全域から集めることも可能です。
異文化の交流から新しいアイディアが生まれてくることでしょう。
そして、シンガポールに隣接する東南アジアから世界を目指すことができます。
(ASEANには、実際6億人が暮らす成長マーケットがあります
アメリカやヨーロッパに比べ時差や移動時間の少なさも日本人にはメリットとなります。
食事や買い物など日本人が働きやすい環境もそろっています。

そして、シンガポールには数多くのスタバがありますから
オフィスを作る前に試しにシンガポールの何度か滞在して
スタバでノマドしながらシンガポールでのビジネスを
検証してみるのもよいかもしれません。
多くの現地の方々がiPad片手に様々な言語でコミュニケーションしながら
ビジネスをしていたのに私も刺激を受けました。
『アイディアと移動距離は比例する』ということが事実なら
程よい移動距離のシンガポールもノマドライフの選択肢の一つかもしれません。 

当然、シンガポールには起業や税制面でのメリットもあります。
詳しくは私もお手伝いしているサイトのシンガポールビズをご覧ください。
専門のスタッフがシンガポールの魅力を語ってくれます。
シンガポールに興味がある方、現地のスタッフ等のご紹介も可能ですので
ソーシャルメディア等でご連絡ください。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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