インプレスグループのインターネットメディア総合研究所が昨日11月20日に
『スマートフォン/タブレット利用動向調査2013』のサマリーを発表しました。
それによると、個人のスマートフォンの所有率は全体の39.8%になり
1年前から倍近い伸びを示しています。
因みに、1年前の2011年10月は22.9%、約半年前の2012年5月は 29.5%という数字で
ここ最近の進捗がデータからも裏付けられました。
また、スマートフォンユーザーの4割が2012年度になってから
スマートフォンを利用しはじめたこともわかりました。
スマートフォンユーザーの主なソーシャルメディアの利用率は
Facebookが38.7%(昨年は25.4%)、Twitterが37.9%(昨年は40.6%)と
並んでいて、相変わらずこの2強が高くなっています。
昨年と比較するとFacebookの利用率が13.3ポイント上昇する一方
Twitterは2.7ポイント減少していて、Twitter離れがデータ上も明らかになりました。
また、急成長している「LINE」は上位2サービスに続く33.9%となり、これも納得です。
利用時間全体に占める各用途の時間割合では、スマートフォンユーザーの場合
最も利用時間の割合が高いのは、「メール/メッセージ」で28.0%となって おり
以下、情報収集/ブラウジングと通話が14.2%
ソーシャルメディアが13.2%となり、数字が拮抗しています。
フィーチャーフォンユーザーと比較すると、メールや通話の時間シェアが低く
データ通信やソーシャルメディアの利用時間の割合が高いことが判りました。
FacebookやLIneなどを積極的に使うユーザーの通話時間が短くなるのもよくわかります。
今年の冬はBalloonといった音声も送れる無料チャットアプリも登場しています。
スタンプに音声を吹き込んで音声スタンプで楽しく会話できるなど
若い開発者のアイディアが満載のこのアプリは結構きそうな感じです。
ますます、このチャット領域は、ガラケーユーザーの移行で盛り上がっていきそうです
尚、スマートフォンの所有率が高い年代は、20代男性(58.9%)、20代女性(58.5%)、30代男性(53.7%)、10代男(51.7%)となっています。
若者マーケットを狙う製品、サービスはスマホへのアプローチが
本当に待ったなしになってきました。
また、アプリ開発者にとってはガラケーから移行したユーザーが使えるアプリが
キーワードになってきた感じで、判りやすさ、使いやすさが肝になりそうです。
昨日ご紹介したPickieなどもそのヒントになるような気がしています。
キーマンズネットのアプリ記事連載です。(11月19日更新)
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