痛みと快楽で未来を変える方法 どんな状況からでも成功する法(コーチ・カルダン著)の書評 #習慣化

過去のとらえ方も未来のイメージも、自分の頭の中の「決め」にすぎません。
過去の嫌な記憶も今の時点で振り返れば
考え方を変えるだけでそこから果実を得られます。

失敗した体験から、私たちは多くのモノを学んでいるのです。
その失敗が成功のキッカケだとすると、過去の失敗もすばらしい体験になります。
当時の自分に成長した今の自分から良いアドバイスを送ることで
過去の嫌な体験すら、すばらしい時間に書き換えられるのです。
そして、現在に対する捉え方も、よい感情にできれば
未来になって、過去を振り返った時に、素晴らしい思い出で満たせるようになるのです。
過去、現在、未来が自分の認識で変えられるとするならば
感情をポジティブにコントロールすることで、人生は全く別物になるのです。

コーチ・カルダンは書籍どんな状況からでも成功する法
この考え方を「タイムライン」とネーミングしています。
過去のつらい体験を自分へのギフトとしてとらえ
過去が、自分のすばらしい今を作っていると書き換えてしまえばよいのです。
また、未来の成長した自分をイメージし、そこから今の自分を見つめ直せば
良いアドバイスを自分に送ることで、思考法や行動を変えられるのです。

過去も未来も自分の認識、感情で変えられるのというタイムライン戦略を使えば
自分の人生を上手にコントロールできるのです。
このブログでも未来のすばらしい自分をイメージして
人生を変える方法を何度も書いてきましたが
コーチ・カルダン「失敗・痛み」すらも活用できると
書籍どんな状況からでも成功する法で、教えてくれています。

失敗した未来に味わうことになる「痛み」を擬似体験することで、「そんな未来は絶対にイヤだ!」という気持ちが決断の力になります。

私の場合も断酒するときに、「これ以上太るのは嫌だ!、不健康は嫌だ!」という
「未来の痛み」をイメージすることが、決断の理由の一つになりました。
長生きするのと不健康なら、当然、長生きを選びますよね。
しっかりと未来の痛みをイメージしたことが、断酒につながったのです。

目標を達成した未来に味わえるであろう「快楽」を擬似体験することで、「早くその未来にたどりつきたい!」とやる気ぐわいてくるのです。

また、 家族と幸せな時間を過ごしている未来の自分をイメージするなど
同時に「快楽」をイメージすることも、断酒を決めた理由になっていました。
飲む時間と家族との時間を比較して、楽しい家庭との時間を選んで、断酒したのです。
当たり前のことかもしれませんが、断酒のメリットデメリットをタイムラインで
考え、整理、書き出すことで、ようやく私は断酒を決断できたのです。

この痛みと快楽の法則を覚えておけば、
行動の緊急性と必要性がよりリアルに感じられ、決断のスピードがアップするのです。
その際、イメージを紙やEvernoteに書き出すことがポイントです。
これを何度も見返すと、忘れらなくなり、更に、決心が揺るがなくなります。

かっこ良い自分と駄目な自分を明確にイメージできれば
変化は必然となり、行動ができるようになります。
この行動によって、未来に対する漠然とした不安も減らせるのです。
不安やストレスを書き出す際に、この痛みと快楽の法則を活用しましょう!
「痛みと快楽」で自分のVisionを明確にし→DecisonActionに繋げられれば
必ずよい変化を起こせるはずです。

コーチ・カルダンタイムライン戦略で過去と未来を上手に繋げて
嫌なことを忘れて、良い感情でアクションを起こしていきましょう!
  
PHOTO CREDIT

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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