コーチ・カルダンにコミュニケーションスキルをアップする三角形の法則を学ぶ。 #習慣化

この世は興味あるもので満ち満ちている。 こんな素晴らしい世界で、
だらだらと人生を送るのはもったいない。 (デール・ガーネギー

昨日はご縁をいただいて、「プレゼンの科学」というコーチ・カルダン
セミナーに参加してきました。
このセミナーに参加して、思い出したのが冒頭のカーネギーの名言です。
カルダンのすばらしいプレゼンスキルを体験して
だらだらしているのは本当にもったいないと感じました。

お誘いを受けてこのセミナーに参加したのですが
コーチ・カルダンのプレゼンは私にとって、とても価値があるものでした。
ご縁をいただいた皆様にこの場を借りて、お礼を申し上げます。

まず、驚いたことがセミナーがスタートする際に
ストレッチとジャンプを会場全員で行い、カラダと心をほぐしたことです。
これで、会場に一体感が生まれ、カルダンの話にみんなが集中できたのです。

コーチ・カルダンのボディとブレインを使った感情をコントロールするプレゼンの手法は
聴衆を集中させ、伝わることをゴールにしっかり設計されています。
いくら良いことを話しても感情が動かなければ、人には伝わりません。
相手の感情を動かし伝わることを意識した、彼の手法を真似することを決めました。
いろいろなツールを使って、このスキルを勉強していきたいと思いました。

実際、カルダンはこのセミナーに過去の体験を上手に取り入れて
私たちをセミナーに引き込んでいったのです
継母の虐待やイラン革命が起こったことで
彼は10代前半でイランを脱出することを決めます。
脱出のためのパスポートを取得するために、何とイランイラク戦争に従軍するのです。
私たちは世界で最も豊かな国、世界から尊敬されている国に
住んでいることを感謝すべきですね。
海外にも自由に行けるパスポートを持っていることは
世界の中では奇跡なのかもしれません。
こう考えれば、間違いなく今の私たちは幸せなのです。

そして、カルダンはこの危機を自分の変化の入り口にします。
あこがれの日本に来て、パイロットの夢を実現するために
溶接工として働きながら、まずはお金を貯めます。
わずか2ヶ月で日本語をしゃべれる様になるなど、すごいスピードで夢に向かいます。
ニュージーランドでパイロット学校に通えるようになり、夢を達成していきますが
なんとそこで911が起こるなど、危機あるいはチャンスが彼に引き寄せられていきます。
多くの体験を重ねるカルダンですが、夢に向かって行動する彼の姿は
目標設定と行動の重要性を私たちに教えてくれます。

コーチ・カルダンのプレゼンに話を戻しますが

マインド、ボディ、エモーションすべてをよい方向に持っていけるように

意識することで、人に話が伝わる様になり、結果が変わります。
実際、カルダンのスタイルを見て感じたのが
過去の体験をストーリ化し、全身を使ってプレゼンすることが
説得力を持ち、共感の入り口になっているという事実です。
相手が話を聞くキッカケを作らなければ、コミュニケーションは始まりませんし
相手が話をしてくれないと、一方的なプレゼンとなり、印象には残らないのです。

■伝わるための三角形の法則

そのために、カルダンはボディの力と質問の力、言葉の力でプレゼンの三角形を形成し
その三角形のバランスを(ボディ 55、質問 38、言葉 7)にするとよいと言います。
昨日のこのアドバイスが、今も私の中でしっかりイメージされています。
これもカルダンが三角形の法則で私にこのテクニックを伝えたからなのです。
カルダンの話が彼のボディアクションと質問、フレーズで
しっかり、イメージ(再現)できるからなのですが
五感を使うことで、私の記憶に残るプレゼンになったのです。
パッションがないプレゼン、感情を動かさないパワーポイントのプレゼンとは
サヨナラしたほうがよいと思った瞬間でした。

このようにコミュニケーションのやり方が変われば、自ずと結果が変わってくるのです。
挨拶や笑顔、声の出し方をなどは意識すれば、自分でコントロールできるのです。
私も含め、日本人はこの五感を刺激する表現や自己主張が下手ですから
五感の効果を意識しながら、全身を使って話すことを習得すべきですね。
昨日習った三角形の法則をイメージしながら
伝わるプレゼンを実践していこうと思います。

■質問の力を活用する。
また、状況に応じて、相手に質問を重ねることもコミュニケーションに力を与えます。
ポジティブとネガティブな質問を使い分けることで、相手の課題を引き出せるのです。
何度も何度も相手に痛みを与える問いかけ(課題の掘り下げ)や
「どうなりたいのか?」という質問を重ねていくワークショップは
私のビジネスのヒントになりました。
実際に、それを実践できれば、相手の課題をお互いで共有でき
自分の価値や的確なソリューションを伝えやすくなります。

このようにコーチ・カルダンの昨日の2時間のセミナーは私に価値をもたらしました。

過去の実績や体験も含め、自分をストーリーで語るトレーニングを重ねながら
プレゼンをしようと決めたのが、このセミナーの最大の果実かもしれません。

常に心を変化に向けて開いておこう。 変化を歓迎しよう。もてなそう。 
自分の意見や考えを何度も検討し直して、 初めて人間は成長できるのだ。
デール・カーネギー

コーチ・カルダンどんな状況からでも成功する法を会場でいただきました。
この週末でこの本を自分ゴトかするために、ブログにまとめてみたいと思います。
  
PHOTO CREDIT

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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