考えすぎない(本田時生著)の書評 悩みは自然解消すると考えると気分は楽になる。 #習慣化 

考えすぎない本田時生を再読しているのですが
この本を読めば、無駄に悩む習慣をなくし
時間を大切にする思考法を習得できると思います。
書いてあることは常識的でシンプルですが、平易な文書の中にこそ真実はあります。

多くの悩みの原因である人間関係も数年後にはつきあい自体がなくなっていると
考えると、悩むのが無駄に思えてきます。以下考えすぎないから引用します。

そのまま放っておいても大して問題はなく、いずれは自然解消するような問題があります。たとえば、新しい環境に戸惑った場合、失敗をしてしまった場合、悪いウワサを立てられた場合、大切な人を失った場合……。また極端な話をすれば、人間関係の様々な問題も、何年か後にはつきあいがなくなってしまう人がほとんどでしょう。このような問題は考えなくてもいいのではないでしょうか。(もちろん、容易に解決できそうなら、考えてもいいのですが)

本田時生氏は悩みには以下の3つがあると整理しています。
・自分の力で解決できた
・今も悩んでいる
・今は悩んではいない(自然解消した)

自分の力で解決できる悩みはどんどん行動して、解決すれば良いのですが
多くの悩みには、他者が関わり、自分の力だけでは解決できないことが多いと思います。
このブログでも以前に書きましたが、これを悩むのは
はっきり言って時間の無駄なのでやめましょう。
悩みは自然解消すると思えば、気分は楽になるのです。
もし、悩む相手がいるのならば、その原因を書き出し
自分が悪いところがあれば受け入れ、行動を変えればよいのです。
ジョー・ヴィターレの書籍を読むと多くの気づきをもらえます。

また、大概のことは自然解消しています。
一年前の悩みはほんとんど覚えていませんから
悩みの種類を分類して、一年後にも悩んでいなさそうだと思えれば
悩む価値がないので、今、やるべきことに全力を尽くしましょう。
私は悩みがある場合は、読書に集中してブログを書いて、気分を変えるようにしています。
集中することで、小さな悩みは解消するのです。
ブログに集中すること、アクションすることで悩みを脳から追い出されるのです。

容易に解決できる問題は、そんなには悩まないでしょう。すごく悩む問題は、解決策が極めて困難か不可能なのです。でも、多くの悩みは時がたてば、(特に何もしなくても)解消します。時が解決してくれる問題は、できるだけ考えないように心がけ、その分の時間とエネルギーを自分にとって大切なことのために使えるようになりましょう。(本田時生

悩む時間をどんどん減らして、そのエネルギーを他のものに使えば
生産性は間違いなく上がります。
悩んだら、読書、ブログ、WALKINGで私は解決しています。
歩くことで脳がポジティブになるので、嫌な気分になる前に私は歩き始めます。

この本田時生氏の考えすぎないを読み返すことで、私の場合イライラも減らせます。
イライラの原因は他者との関わりから生まれることが多いですね。
他者との関わりで、嫌な人だと決めつけているのは、自分の感情です。
嫌な相手を受け入れるのも、自分の意識次第ですから
一度相手との関係を棚卸ししてみるのもよいでしょう。
自問することで、自分の良くないところが見つかり
感謝の気持ちを持てるようになります。

今やれることをやろうとまずは決めましょう。
悩んでも仕方がないことに無為に時間を費やすのは止めるべきなのです。
自分にとって一番大切なものは、今、現在の時間なのです。
今に集中すれば、悩みやイライラを考えることもなくなりますから
悩みを追い出す行動にシフトして、今をエンジョイしましょう。

今日も習慣化ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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