ボブ・プロクターの「イメージは物質化する」の書評 #習慣化

何かを成就した人は、成功するための方法を、知っていた訳ではありません。 
ただ、自分には成就できると、思い込んでいたのです。(ボブ・プロクター

イメージは物質化する 「富を無限に引き寄せる10法則」の中で
ボブ・プロクターは、彼が本書でまとめた成功法則を理解し
それを行動に移しさえすれば、結果につながると言います。
また、学んだことの共有によって、より理解を深めることができると書いています

自分一人だけの力で何か偉大なことを成し遂げたという人は、人類史上一人もいません。そこで、本書で学んだ知恵について議論する人を、少なくとも一人は見つけてください。学んだことを誰かと共有することは、もっとも理解を深める学習方法です。

読書会や勉強会で書籍を語り合ったり、ブログなどでアウトプットすることで
人は本を真剣に読み、その結果、書籍から多くの気づきを手に入れるようになります。
実際、私はこの習慣化ブログで書評ブログを書き始めてから
本を真剣に読むようになり、良いと思った考えがあれば、試すようになりました。
書籍を自分ゴト化し、誰かにアウトプットすると、強く実践してみようと思うのです。
読書会などの仲間がいれば、一緒に行動しようという意欲もより強まるはずです。

ボブ・プロクター思考は人が持つ機能で最もすぐれたものだと言います。
しかし、多くの人は勿体ないことにその最も優れた機能を使っていないのです。
考えたつもりになっているだけで、実際には過去の記憶にとらわれ
変化を望まないようにしているのです。

思考は、人が持つ機能の中でもっとも優れたものです。にもかかわらず、本当に「考えている」人は少ない。多くの人は、自分は「考えている」と思っていますが、実のところは、「記憶」と呼ぶ精神作用を働かせているにすぎないのです。心の中で、過去の出来事を繰り返しているようなものです。

過去にとらわれずに、新しい思考法を身につけない限り、未来は変わりません。
今の自分を作っているのは、過去の思考と行動の結果なのです。
まずは、新しい思考法を取り入れるために、過去の考え方を改めましょう。

「イメージとは思考によって形作られた映像だ!」ボブ・プロクターは言います。
もし、なりたい自分があるのだとすれば、それをイメージすればよいのです。
このイメージこそが、変化のための一歩なのです。
「心で考え、信じることで成し遂げられる。」というナポレオン・ヒルの言葉を信じて
忍耐力を持って、そのイメージを維持すればよいのです。

フォードやエジソンはその忍耐力があったからこそ、成功できたのです。
普通の人は、未来の自分のよいイメージも持とうとしませんし
忍耐力もないから成功しないのだとボブ・プロクターは言います。

忍耐力に関しては面白い話が本書で紹介されていました。
ボブと未来のパートナーになるジョン・カナリーは
思考は現実化するの「忍耐力」の章を30日間毎日読み続け
その結果、ここから多くの成功を手に入れるのです。

この熱いパートを読むだけでも、イメージは物質化するを購入する価値があります。
私も思考は現実化するを何度も読みたくなりました。(特に忍耐力の部分を!)

まずは、よりよい未来の自分をイメージし、それに向かって行動してみましょう。
忍耐力をもって、その行動を習慣化すれば、必ず結果が伴うはずです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます!
  

 

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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