なぜ、目標を紙に書き、振り返るとよいのか? #習慣化

ジャック・キャンフィールドケント・ヒーリーが書いた
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言から
今日は目標設定の仕方についてを学びたいと思います。

自分の能力を最大限に発揮するためには、一生懸命に働き、狙いを定め、朝起きるための理由が必要です。目標に向かって勢いよく進み続けなければ、自転車と同じように転倒してしまいます。その結果、生きる意欲を喪失してしまいかねません。目標を設定すれば、それを現実にするために脳を日夜働かせることになります。

能力を最大限に発揮するには、2つの条件が必要です。
■測定可能であること(金額、重さ、長さ、頁数など)
■達成期限が決まっていること(時間や日付など)

書籍を一冊書くためには、最低10万字ぐらいが必要になります。
10万字と聞くと、少し竦みますが、目標を別の数値に置き換え
最小化していけばよいのです。(チャンクダウン
三ヶ月で仕上げると、月3万字強、週に8000字
1日なら1000字ちょっと書くだけでよい計算になります。
これなら、ブログ一本に満たない文字数なので
私にとって全く問題がないことがわかります。
この数字の置き換えで俄然やる気になるから不思議です。
期限と目標の数値を、具体化、現実化できれば
やる気のスイッチをオンできます。

目標を書いたまま放っておいてはいけません。大きなものも小さなものも、いったん目標をすべて書き出したら次のステップは絶えず情熱をわきあがらせて、毎日そのリストを見直すことです。

ジャック・キャンフィールドケント・ヒーリーの二人はこう言います。

■1回に一つの目標を、声に出して読んでみましょう。
■目を閉じて、一つひとつの目標がすでに達成したかのようにイメージしましょう。
■それぞれの目標を達成したらどんな気分になるか想像しましょう。

目標を自分ゴト化するためには、メモに書き
それを何度も見直し、潜在意識に語りかけるようにするとよいのです。
振り返る際も声に出せば、自分の脳に印象づけることができます。
私はEvernoteに目標を書き、それを毎日見返し、念仏のように唱えています。

その目標を実際に達成した自分をイメージするとより脳が動きます。
本を書き上げたときの高揚感、過去のすばらしい気分を思い出し
今も次の書籍のための準備を怠らないようにしています。

目標を書くこと、それを振り返ることで、脳はなぜ、動きだすのでしょうか?

これは現時点では幻想のように思えるかもしれません。しかし、まもなく脳は目標と現実のギャップを埋めるために働きはじめます。言い換えれば、脳は、あなたがしたいこと、なりたいもの、手に入れたいものと、あなたの現在の生活のギャップを埋める方法を探し求めるということです。

脳の特徴を理解し、未来と現実のギャップを埋めていけばよいのです。

体と脳によいエネルギーを与えるのは、結局は自分自身なのです。
自分の思考をコントロールするためには
まず、目標を書き出し、アクションすることです。
それを翌日に繋げ、一歩一歩前進させることがポイントです。
脳が目標に向かって動きだし、習慣化できれば
未来に設定したゴールがどんどん近づいてくるのです。

幸せを手に入れたいなら、自分の思考を支配する目標を設定し、エネルギーを解き放ち、希望をわき上がらせることだ。(アンドリュー・カーネギー)

今日も読んでいただき、ありがとうございます!

あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言の関連記事①
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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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