以前のブログで紹介したちきりん氏の多眼思考 ~モノゴトの見方を変える300の言葉! ~ですが
とても面白いので、KIndleでペラペラと読み返しています。
ちきりん氏のツイートをまとめたこの本からは、読む度に多くの気づきをもらえます。
今日は気になったツイートで頭を整理したいと思います。
まず、ちきりん氏のTwitterの価値についての一言が秀逸なので引用します。
特定の発信者のツイートを継続的に追っていると、その人の視点や思想に関しては、同じ人がひとつのテーマについて書いた本を読むよりも、深く理解できることが多いのです。これは、ツイッター上ではひとりの人が、政治から経済、人生から家族、趣味から犯罪についてまで、ありとあらゆる分野について眩くため、その人の考えが多方向から丸裸にされるためでしょう。また、ツイッターには140字という文字制限があり、かつ、プログや書籍執筆に比べても、極めて直感的な言語化が求められます。このため発信者の深層の意図や感覚が、よりストレートに表現されるのです。
確かにTwitterには、人間の本音や心情が出ますから、 これを追い続ければ
その人の人間性が見えてきます。
Facebookでは良い人でも、Twitterでは全く別人格の人もいて、引くことがありますが
Twitterの姿がその人の本当の正体なのでしょう。
Twitterの直感的な言語をチェックすることで
発信者の深層がわかるという視点は、とても面白いと思いました。
そして、本書多眼思考には過去のちきりん氏の厳選されたツイートが収録されています。
本書を読めば、ちきりん氏の深層の意図や思考がチェックできるのです。
彼女の140字のツイートを読むことで、自分を顧みることができることに気づき
来年に向けて、気分を変えていこうと思いました。
刺激を受けたツイートをいくつか紹介します。
「忙しい忙しい」って言うと、「私は人生で何が大事か、わかっていません」と言ってるみたいな気になるから、言いたくない。
忙しいは「心を亡くす」から、使ってはいけないと言われていますが
ちきりん氏の視点はよりポジティブで、自分のやりたいことを明確にしよう!と読めます。
自分の大事なもの以外に時間を費やすことが、不幸せの原因だと最近思っていますが
「忙しい」と言っていること自体がやりたいことを犠牲にしている証拠かもしれません。
忙しくしているのは結局は自分自身で
自分の選択が間違っているのでは?と考えてみるのもよいでしょう。
「もっている」のにチャレンジしつづけるには、早め早めに「捨てる」経験をしておくことが必要。自分が今持っている最大の強みを捨てる、という経験を20代からしておくべき。早い内に体験しておかないと、怖くて(もったいなくて)できなくなる。
変化するためには、今までの資産を捨てる必要があります。
このルールに早く気づいた方がよいに決まっていますね。
新たなチャレンジをするためには、今の強みを捨てることを習慣化しておくべきです。
今の強みは永遠ではないのですから
いつまでもそれに拘っていると負け組になってしまうのです。
捨てることを習慣化しておかないと、中年になって間違いなく苦労します。
変化できない、チャレンジできないおじさんになってしまうのです。
私は40代半ばで人生をリセットしていましたが
遅まきながら、捨てることの重要性に気づけてよかったと思います。
40代とか50代の人ってさ、若い子に「夢を持って頑張れ」とか言ってるヒマがあったら、自分が夢を持って頑張ったほうがいいと思うよ。いやまじで。
おじさん世代こそ夢を持つべきだ!というこのメセージは響きます。
実際に、私も3年前に出版という夢を叶えてから
再び夢リストを作って、いろいろなチャレンジを始めました。
夢を持って行動することは、いくつになっても楽しいことですし
自分を幸せにするための近道なのです。
夢が多すぎて、結構忙しくなってしまっていますが
楽しい忙しさだから、これは問題はないと思います。
(タスク遅れでご迷惑をかけている皆さまには、お詫びします)
今日も読んでいただき、ありがとうございます。
photo credit: The Next Web via photopin cc
コメント