昨日のブログに引き続きパム・グラウトの
新刊こうして、思考は現実になる(2)の書評を書いていきます。
自分の人生は望んだり、意識したりすることで
見える世界がまるっきり変わってきます。
見たいものをリスト化することも、多くの情報の中に隠されている
自分のための重要なモノや人を見つけるためには
絶対に必要な作業なのです。
本書で紹介されている9つの実験のうち今日は
2の赤い薬の命題と3の自分の物語の命題について書いてみようと思います。
2赤い薬の命題は自分の思考、感情、観念(思い込み)が
自分の現実を作っていることを証明するためのものです。
ミームである「人生が私を振り回す。」という思いこみで人生を悪くするのか
あるいはワールドビュー2・0の新しい視点を手に入れて
見ているものを変えて、人生をやり直すのかを私たちは決められるのです。
「宇宙への注文方法」で有名なベルベル・モーアは
欲しいものを意識するだけで人生を変えられると書いています。
どちらにしろ、私たちはいつも注文を出しているただ、たいていは無意識のうちにやっているというだけだ。(ベルベル・モーア)
本書でも彼女のケーススタディが書かれていますが
ここでも書くことの効果が紹介されています。
欲しいものをリストに書き出し
締め切りを設定することがポイントのようです。
自分が意識することで、世の中の景色が変わり始め
自分に価値のある情報が目に飛び込んできます。
これを意識しないのはもったいないことです。
ベルベル・モーアが言うように無意識でやっていることを
意識するだけでよいのです。
目に見えないエネルギーを、ただ目に見えないという理由だけで拒絶していると、あらゆる貴重な導きや教えを逃してしまうことになるのだ。(パム・グラウト)
3つめの実験の自分の物語の命題は、善悪の区別をなくし
思い込みを捨てることです。
ミームである「物事は善と悪、白と黒にはっきり分けなければならない。」という考えを捨て
ワールドビュー2・0の「絶対」という思い込みを捨てれば、チャンスが広がるのです。
思い込みとは、ただの一つの思考にすぎない。ただ、何度も何度も考えただけだ。多くの人は、一度「これはこういうものだ」と思い込むと、それからはその思い込みの正しさを証明することに全力を傾けてしまつ。でも、必死になって「正しい答え」と「間違った答え」を選別するのをやめ、決まった答えなど存在しないということを受け入れたら、いったいどうなるだろう。「絶対的な現実」という概念を捨てれば、自分の思い込みを躍起になって正当化する必要もなくなるし、責任をなすりつける相手を探す必要もなくなる。「正しい」と「間違い」が厳格に分けられる小さな箱の中に人生を押し込めるのをやめると、無限の可能性を使って、望むものは何でも創造することができる。
無限の可能性を広げるために、白黒主義を捨てると考えると気持ちが楽になります。
正しいか間違っているかでがなく、こういう考え方もあると
相手の立場を認めたり、自分の考えが正しいと思えるようになると
世界が広がり、望むものを創造できるのかもしれません。
パムは自分の思い込みを変えて、自信を持つことが大事dと書いています。
そして、それを何度も繰り返すことで、脳がその夢を実現させようとするのです。
ある物語を何度もくり返すことで、脳の中には、その物語を現実にするような神経の通り道が作られるのだ。
私はパムのこの言葉を何度も読み返しています。
これこそが真実なのかもしれません。
私は毎日ブログでなりたい自分を書き続けていますが
脳がそれを実現させようとしてくれるおかげで
多くの人や情報を引き寄せてくれているのです。
ブログを書き続けることでチャンスが広がる理由が
このパムの言葉で腑に落ちました。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
photo credit: Ben Fredericson (xjrlokix) via photopin cc
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