賢人たちからの運命を変える質問(マツダ ミヒロ著)の書評

私たちは毎日、頭の中で自分への質問を繰り返しています。
良い質問を自分にすれば、脳は良い答えを導きます。
悪い質問ならば、悪い答えを思い浮かべてしまいます。
質問を良い方向にコントロールするできれば
人生を楽しむことができそうです!
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魔法の質問で有名なマツダミヒロ氏の新刊
賢人たちからの運命を変える質問がとても面白かったです。
歴史に名を残した先人たちの質問とマツダ氏の秀逸な解説が
道標になって人生を良い方向に導いてくれます。
質問の数はなんと100!
100の賢人の素晴らしい質問で、自分の思考と行動を改善できるのです。
賢人の質問に答えるうちに、自分の方向性が確認できたり
思考する際のヒントがもらえます

あなたは「誰の人生を生きていますか?
有名なスティーブ・ジョブズの質問ですが、この質問に関するマツダ氏の言葉を引用します。

「自分の人生は誰のものだろう?」という質問の答えは、きっとひとつです。アドバイスをしてくれる人の言葉には耳を傾ける必要がありますが、その上で自分で決断していくということが、自分の人生を生きることになります。今日一日を振り返ってみて「誰の人生を生きていたか?」と確認してみると、もしかしたら、他人が希望する人生を生きていることもあるかもしれません。日々、この質問を自分に投げかけながら、自分の人生を生きる選択をしていきましょう。

自分の人生を生きるとは、自分で決断することなのです。
決断するのが他者の意志や希望であってはいけないのです。
誰の人生を生きているのか?と時々質問することで
自分の人生を取り戻せます。
今の人生は自分の選択の結果です。
自分らしい決断をすることが
より良い人生を作り出す秘訣かもしれません。

その選択をしたのは誰だろう?ジャン ポール サルトルの質問への
マツダ氏の答えも素晴らしいです。

この質問は、「その選択をしたのは自分だ」ということを思い出すための質問です。僕自身も、自分で選択しておきながら「厳しいな」「大変だな」と感じることがあるのですが、そんなときは自分にこの質問をするようにしています。現状に不満を感じたらこの質問を思い出し、選択したのは他でもない自分だということ、だからこそ、自分が何を選択し、どう行動するかはそもそも自由なのだということを再確認しましょう。「自分で選択したのなら、絶対に後悔しない」という覚悟が、自分の人生のあり方を決めていくのです。

自分で選択したのなら、絶対に後悔しないようにポジティブに行動していきたいですね。

このほかにも「最も約束を破りたくない相手は誰だろう?」(松田松蔭
あなたの言い訳は何?」(ロバート・アンソニー
何を習慣にしよう?」(オグ・マンディーノ)などの名言の数々が
私たちへの質問として、繰り返されます。
この質問とマツダ氏の解説を読むことで
自分の人生の目的が明確になり、自分の行動や習慣を変えたくなります。

自分に嫌な質問をして、無駄な答えを導き出しそうなときには
賢人たちからの運命を変える質問を読み返したいと思います。
賢人たちの良い質問によって、私の行動は改善できそうです。
Kindleでも持ち運びたい一冊です。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  
photo credit: Sign of the Times via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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