カナダの心理学者アルバート・バンデューラによって提唱された
自己効力感という考え方をご存知でしょうか?
簡単に言うと「自分はちゃんとできる」というセルフイメージなのですが
この自己効力感を持つことで、行動を継続できるようになります。
努力が勝手に続いてしまう。(塚本亮著)の中で
この自己効力感がわかりやすく紹介されていましたので、以下引用します。
自尊心などとも近いものですが、「自分は物事を達成できる人間だ 」と思える感覚が自己効力感で、自分で定めた目標、ターゲットがあって、それが達成できるという感覚を持てているかどうか。自分で自分という人間に対して期待感を持てているかどうかが努力が続く鍵になります。
自分は達成できるという感覚を持つことが、継続の基本なのです。
この自己効力感を高めれば、自分にもできる!と考えられるようになり
行動を起こしやすくなり、成功に近づけるのです。
では、この自己効力感はどうすれば、高められるのでしょうか?
毎日のノルマをこなしていければ、自分への信頼感が強化されていき、ますます努力に勢いがついていきます。そうしてノルマの解消を続けているうちに、だんだん「努力しない」ことがむしろ気持ち悪くなってくるのです。
日々、小さな目標を設定して、それをやりきることで、達成感を味わえます。
6時に起きると決めたら、6時起きをしばらく続けてみましょう。
これができるようになったら、次の小さな目標を設定するのです。
その際、「何時にやるか」「どんなペースでやるか」を決めることが
継続の鍵になりますから、やるタイミングをしっかりと設定しましょう。
いくつかの小さな目標が達成できたなら、自分に自信が持てるようになります。
自己効力感の高い人は、「これなら自分にもできそうだ!」と考えられるようになり
積極的に行動を起こしますから、成功確率もどんどん高まります。
私の場合も朝一にブログを書くことを決めて、4年間継続しています。
4年間で2000本以上の記事を書いたおかげで、大きな自信を持てるようになりました。
ブログのおかげで私の自己効力感が高められたのです。
日々の記事の更新が自信となり、やる気をチャージできるようになったのです。
ノースカロライナ大学の教育心理学者デール・シュンクは
自己効力感を高めて、維持していくための4つの条件を教えてくれています。
■自分が目標設定したこと
■フィードバックがあること
■進捗が管理されていること
■自分のがんばりによって達成できるという意識があること
ブログを毎日書くことを自分で決め
実際に書き続けることで、達成感を得たことで
私は自分に自信を持てるようになりました。
習慣化が苦手だった私がブログのおかげで生まれ変わったのです。
また、Facebookなどのソーシャルボタンによって読者の方から評価されるようになりました。
このいいね!や応援コメントが、私の更新のモチベーションになったのです。
記事が増えれば増えるほど、いろいろな方との出会えるようになったのも
書く気持ちをアシストしてくれます。
ブログが出会いのプラットフォームになることで
ビジネスにも良い影響を及ぼしています。
また、自分が頑張れば、頑張るほど自分に良いことが起こることに気づいたので
もはやブログを書かない日はなくなりました。
自己効力感のおかげで、私はブログを自動的に更新できるようになったのです。
一つの進路を根気よく進んで行けば、たとえ小さな損失があっても、大きな利益を獲得することができる。(エマーソン)
自己効力感を高めることが、人生を変える秘訣なのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Sunrise Acrobatics via photopin(license)
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