お金は邪悪だと言う人が現れたら、すぐに身を遠ざけよう。その人は貧乏神だ。(アイン・ランド)

アイン・ランドの名言が気になったので、彼女について調べてみました。
アイン・ランドはロシア系アメリカ人の思想家で
アメリカに移住後、ハリウッドの脚本家として活躍しました。
肩をすくめるアトラスなどの小説でも有名で
60年代以降は講演などもアクティブにこなしました。
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ランドは自らの思想を「客観主義」と呼び
幸福を追求することが正しいと考え、生産的な活動を評価しました。

富は人間の思考の所産である。(アイン ランド)

思考によって、人は人生を豊かに変えられるというこのランドの言葉は素晴らしいですね。
また、お金に関する名言も残していいます。
言葉の奥に潜む彼女の思考を読み解くことで、人生をより楽しくできます。

お金は邪悪だと言う人が現れたら、すぐに身を遠ざけよう。その人は貧乏神だ。

私たち、人間は本当は豊かになることを求めているのに
多くの人たちはお金を罪悪なものだととらえます。
世の中に貢献したり、価値を提供することの見返りに
私たちはお金を頂戴していると考えれば
お金を稼ぐことは邪悪なことではありません。
生産性を高め、貢献することは世の中の発展に繋がるのです。
しかし、多くの人はお金を否定します。
お金を否定することは成長をやめることだと気づけば
お金が尊いものに思えてきます。

お金を嫌がる人は、成長を否定する人だと考えれば
彼らは愚痴っぽい人と同じで、近寄らないほうがよいのです。

人間は頭脳以外の手段で生き残ることはできない。この地球上に武器を持たずにやって来た。頭脳こそが唯一の武器だ。動物は力により食物を得る。人間には爪も牙も角も筋肉の偉大な力もない。食物は植えるか狩るかだ。植えるためには思考の過程が要る。狩りをするためには武器が要る。そして武器を作るためには、やはり思考の過程だ。

私たちの最大の武器が頭脳だというランドの考え方に共感します。
私たちは絶えず価値を提供できるように、アイデアを考えなければなりません。
思考によって、私たちは自分の価値を生み出せるのです。
自分が何で世の中に貢献できるかを考えることが
私たちの人生で最も重要なことなのです。

未来を思考し、目的を決め、行動を起こさなければ。人生は変わりません。
行動を起こすのも、起こさないのも、決めるのは自分自身なのです。

問題は、誰が私にやらせてくれるのかということではなく、誰が私を止めることができるのかということなんです。

自分の人生を変えると決め、行動を始めたら、誰もあなたの邪魔はできません。
誰にもあなたをコントロールすることはできないのです。
一度動き出した自動車は、自分でブレーキを踏まない限り止められません。
自分の好きなことを見つけ、なりたい自分をイメージしたら
あとはアクションあるのみなのです。
大きな目標と小さな目標を決めて、即行動に移しましょう。
日々、小さな目標をクリアすることで、小さな自信が得られます。
この自信がモチベーションになれば、行動を習慣化できるのです。
あなたは、ただ目標を決めて、走り出せばよいだけなのです。

小さな目標を毎日達成することで、その先にある大きな目標を達成できます。
知恵と体験を通じて学んだことが、未来のあなたの偉大な目標を実現させるのです。
月曜日がスタートしました。
今週の目標を一つづつクリアし、大きな目標を達成しましょう。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

  
photo credit: Dresden_07_2008_ 232 via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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