精神科医の樺沢紫苑氏はソーシャルメディア活用や映画の評論で有名ですが
今回リリースされた新刊読んだら忘れない読書術は
樺沢氏のインプット&アウトプットのノウハウが
まとめられた一冊で読み応えがあります。
樺沢氏のデッドラインを決めて読むウルトラマン読書法や
一冊の書籍から情報をたくさん搾り取るスクイーズ読書法などの
ネーミングが秀逸で、楽しく読むことができました。
インプットとアウトプットの繰り返しで頭の回転が速くなることで、猛烈に自己成長していきます。思考力もつき、判断も早くなり、文章を書くスピードも速くなる。結果として時間を有効活用できるようにもなるのです。「記憶に残る読書術」とは、言い換えると「自己成長につながる読書術」であり、「人生を変える読書術」です。(樺沢紫苑)
読んでも記憶にならない読書は意味がないと樺沢氏は言い切ります。
読書をするなら、人生を変える読書をすべきで
そのためには、徹底的にインプット&アウトプッットをすべきなのです。
私も毎日、隙間時間で読書を行い
ソーシャルメディアやブログでアウトプットしているので
樺沢氏のこの考え方には全面的に賛成です。
アウトプットしない読書では、読んだ意味が全くないのです。
本から吸収した知識を知恵化するためには
人に話したりソーシャルメディアやブログでアップすることで
読んだ内容を自分ゴト化しないといけないのです。
この知恵化によって、人生がハッピーになっていくのです。
「脳への言語情報の流入」というのは、「話す」「聞く」「読む」などさまざまなパターンがあります。その中でも人に相談する、人から情報を得るのが最も効果的なのですが、「話す」「聞く」には相手が必要です。しかし、「読む」のに相手は必要ありません。本1冊分のお金があれば、誰にでも、自分1人で、すぐに実行可能です。心配事があれば、その対処法について書かれた本を1冊買ってきて読めばいい。「言語情報」によって不安は軽減し、「解決法を知る」ことでストレスも軽減するのです。
今回、本書から私が学べたことは、読書がストレス解消に役立つということです。
なんとなく、読書はストレスを軽減してくれると思っていたのですが
樺沢氏の説明で、読書がストレスに効果あることを論理的に理解できました。
読書はなんと68%のストレス軽減効果があるというのです。
この数字には、はっきり言って、私も驚きました。
読書には、ストレスや不安を解消する効果がある。では、実際に読書をした人を対象にした研究ではどういう結果が出ているのでしょう。イギリスのサセックス大学でのストレス解消についての研究では、読書、音楽視聴、1杯のコーヒー、テレビゲーム、散歩、それぞれのストレス解消効果を心拍数などをもとに検証しました。その結果、読書68%、音楽視聴は61%、コーヒーは54%、散歩は42%、テレビゲームは21%のストレス軽障減効果が見られ、読書が最も高いストレス解消効果が得られるということがわかりました。また、静かなところで読書を行えば、わずか6分間でストレス解消効果が得られ、即効性があることもわかったのです。つまり、静かな場所で6分間読書をすれば、ストレスを3分の2以上軽減できるということになります。
もし、ストレスを感じたら、静かな場所で
6分間読書をすればよいというメッソドは是非覚えておきたいと思います!
TVを見るよりはるかに効果がありますから、読書の時間をどんどん増やしたほうがよいのです。
本書読んだら忘れない読書術からは学ぶことが多く
私も樺沢氏の良い部分をモデリングしていきたいと思います。
樺沢氏の読書術については、別途ブログにまとめたいと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます!
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