おすすめなのは、あなたが「他人に相談されること」や「他人に依頼されること」に必死に取り組むことです。 目の前の仕事の中でもこれらのものは、少なくともまわりの人や世間があなたの中に価値を見いだしているも(鈴木進介)
「世間の常識」を疑うことを習慣にすると、自分らしく生きられるようになります。
メディアや教師の言っていることを、素直に信じるのではなく
時には疑問視することも必要です。
自分のやりたいことが、できる社会になってきたのですから
自由にやりたいことを徹底的にやってみましょう。
30代こそ「奴隷」から抜け出そう!(鈴木進介著)には、
「社会の奴隷」にならない方法が書かれています。
そんな中で50代の私に響いたのは「天職」という鈴木氏の考え方です。
天職探しをする人が増えていますが、自分の好きなことがないと
いつまでもフラフラしてしまい、貴重な時間を無駄使いしかねません。
私は、1985年に広告会社に就職し、それ以来広告関連のビジネスをしています。
コピーライターブームの当時、華やかな業界に憧れ
ノリで広告会社に就職したのですが、これが私には良かったようです。
偶然、業界に入った割には、先輩やクライアントに恵まれ
広告の仕事をすぐにエンジョイできるようになったのです。
いろいろな業種の仕事が体験でき、多くの人に出会える広告ビジネスは
コミュニケーション好きの私にはとてもフィットしていたのです。
つらいこともたくさんありましたが
TVやラジオの番組制作やイベントなど
毎日、いろいろな仕事でワクワクな体験ができたことが
今の私のハッピー脳を生み出してくれたのかもしれません。
また、有名なクリエイターから、アイデアの生み出し方を学べたのも
今の私のビジネスの糧になっています。
特にクライアントの課題を解決するのが好きだったので
今はコミュニケーションのコンサルタントとして、働いています。
業種、業態によって依頼されることが多彩で、勉強することもたくさんあり
いつも新しいアイデアを考えることが、今でも楽しくて仕方がありません。
天職は探すものではなく、目の前の仕事を楽しむことで、見つけられます。
「天職探し」をするよりも、今の仕事の中で
人から頼まれる強みを作った方が、はるかに良いと思います。
目の前のことを大切にする中に、有力な天職発見のヒントが隠されているものなのです。これを恋愛に置き換えて考えてみると、さらにわかりやすいかもしれません。「すてきな人がいつか現れるはずだ」と運命の人を待っていても、現れないときは現れないのです。いくら、恋愛講座やデートプランを立てたところで、目の前のご縁を一つひとつ大切にし、デートを重ねながら自分に合っているかどうかを見極めていかなければ、いつまで経っても恋人はできないでしょう。
この恋愛のたとえは面白いですね。
自分が好きなこと、人に貢献できることを考え
行動していれば、誰かが見つけてくれるはずです。
何も行動を起こさなければ、当たり前ですが、天職は見つかりません。
たいがいの場合、あなたの価値は、第三者が教えてくれるのです。
5年前に、私は、USTREAMで著者インタビューを始めたのですが
この時に視点が面白いと褒められたのがきっかけで
アウトプットを最大化し始めました。
ここから、何冊もの出版のチャンスを引き寄せたり
ビジネスの相談もいただけるようになりました。
また、書くことが天職だと思えるようになり、いつもブログのことを考えています。
私はいつの間にか「ブログ脳」を持つ男になったのです。
毎日ブログを書くためにはインプットを最大化しなければなりません。
好奇心を持ち、多くの本を読むことで、視点が広がり
これがクライアントのコンサルにも役立っています。
人から褒められたり、頼まれごとをされたら
それが自分の強みだと思って、どんどん注力していきましょう!
まずは、「相談事は天職」「頼まれ事は天職」と、思考のスイッチをいったん将来から目先のものに切り替えてみてください。 それが天職はどこかに落ちているという呪縛から解放され、実は一番早く見つけられる方法です。
思考のスイッチを切り替えて
いまここの仕事に全力を尽くすことで、天職が見つかるはずです。
未来の天職探しに時間を使うのはやめて、今の自分から天職を見つけてみましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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