「願う、社員の幸福」という気持ちが強ければ強いほど、経営で成功できる可能性が高まります!

人生を豊かにする秘訣は、平凡なことをコツコツと続けることです。平凡も徹すれば非凡になり、それが人を感動させる力となるのです。人生だけでなく、事業経営においてもそれは大切なことであり、平凡で小さなことの積み重ねが会社の社風を形成します。掃除しかり、早朝出社しかり、笑顔や挨拶しかりです。掃除を徹底すれば、環境が美しくなり、そこにいる人はすがすがしい気持ちになります。(神吉武司

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先日のブログに引き続き、早起き力神吉武司著)の書評を続けます。
吉寿屋の創業者である神吉武司氏の真摯な言葉から
中小企業の経営者に必要なことは、早起きや笑顔、挨拶などの
基本的な所作であることがよくわかります。
しかし、多くの経営者はこのシンプルなルールを頭では、理解していますが
なかなか実践できていないのが、実態なのです。
吉寿屋の創業者の神吉武司氏は社員思いで有名です。

わが社は創業以来、順調に業績を伸ばし、ローコスト経営によって2%以上という業界で日本一の利益率を堅持しています。それを後押ししてくれているのが社員で、社員の頑張りなしにはとても実現できるものではありません。わが家の床の間には、「願う、社員の幸福」と大書した掛け軸が掛かっており、毎朝、お隣に聞こえるぐらいの大声で12回唱和してから、摂津流通センターに出かけます。毎日12回唱えるのは、忘れないようにするためです。

社員への利益の還元もハンパありません。
その神吉氏が社員に利益を還元していくうえで心がけているポイントを5つまとめています。
■先に渡す。
■公平に渡す。
■たくさん渡す。
■会社のお金で渡す。
■渡したその場で忘れる。
なんと、吉寿屋では公平を期すために
社員にあみだくじで重さ1kgの金の延べ棒をプレゼントしたり
一年間限りですが、優秀社員に3000万円、パートの方にも
1000万円の年収を支給しているのです。

また、伸び率という評価軸を取り入れることで
誰にでもチャンスを与えています。
毎年売上1番と前年対比伸び率1番の営業社員には
営業車として1200万円クラスのベンツとレクサスを
営業車として貸与しているのです。
こういった施策を続けることで、社員の離職を防げたり
メディアで話題になることで、採用のコストをカットできます。
取引先にも好印象を与えらることができますね!!

また、社歴の長い社員から順に毎年5人を海外旅行に招待するのですが
行き先は世界中のどこでもかまわないというのです。
こんな会社があったら、私も就職したいです!!(笑)
しかも、神吉氏は「社員に対するお礼の気持ちだけ」で褒賞を実施していると言い切り
一度渡したら、忘れてしまうというのです。
また、褒賞を継続させるために、あえて会社の金を使うべきだと言います。
個人のお金だと続かないと言う話には説得力がありました。
数々の褒賞を取り入れることで、吉寿屋は成長するサイクルを手に入れたのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

   

photo credit: via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

 
●複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。

●多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。

●著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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