体が疲れた時に、私は栄養ドリンクを飲むことが多かったのですが
最近では、この習慣をやめました。
いくつかの記事を読むことで
栄養ドリンクを飲むことが、悪い習慣だと思えるようになり
緑茶やサンペレグリノを意識し始めたのです。
残業でもうひと頑張りというとき、週の後半でかなり疲れがたまっているとき、栄養ドリンク(ドリンク剤)を飲む人は多いと思います。箱買いしている人も少なくないようです。飲むとシャキッとして元気が出るような気がするという声も聞きますが、あれは中に含まれるビタミンやミネラルの作用というより、実は 「糖分」の働きによるもの。栄養ドリンクはたっぷり糖分が入っているものが多く、血糖値が一気に上がって元気になったように感じるのです。この糖分、実はかなりの量で、中には砂糖に換算して20グラムに及ぶものもあります 。 3グラムのスティックシュガ ー約 7本分です。ところがこういうものを飲んで血糖値が一時的に上がっても、すい臓から分泌されるインスリンの働きでしばらくすると下がってしまいます。血糖値が下がっていく際には、ドッと疲れを感じたり眠気を感じたりすることが多くなります。(田村忠司)
「これ」を食べればサプリはいらない(田村忠司著)を読むと
栄養ドリンクに頼ってはいけないことがよくわかります。
なんと、ドリンク剤を飲んで、シャッキっとするのは
ビタミンやミネラルよりは、糖分のせいらしいのです。
栄養ドリンク剤の糖分は砂糖に換算して約20g
スティックシュガー7袋分の砂糖を
私たちは一回あたり飲んでいることになります。
(砂糖で一気に血糖値を上げることで、脳が元気になったと感じるだけです。)
これを習慣化すると、砂糖の摂りすぎとなり
飲みすぎると、逆に疲れを感じたり、甘いもの依存症になってしまうのです。
栄養ドリンク剤を飲む時には、ずいぶん高い砂糖水だと思って
水やお茶を選ぶようにしたほうが、健康的かもしれません。
私は薬局やコンビニで、もはやドリンク剤を手にすることはなくなりました。
また、本書ではトクホの茶カテキンが、問題視されていました。
たとえば、脂肪を燃えやすくするというふれこみで 「茶カテキン」を配合したトクホの製品があります。この茶カテキンはカナダやヨーロッパなどでこの素材を含んだサプリメントの摂取を続けたことにより肝臓にダメ ージを与えたとして問題になった成分です。「大量に摂らなければ大丈夫」ということなのでしょうが、健康を売り物にしたトクホがそんなことではたして良いのでしょうか 。安全性に疑問符がつく成分を大量に摂取するより、普通のお茶を飲んで少し長く歩くようにすれば良いのに……と私は感じます。
話題の茶カテキンが、ヨーロッパやカナダで
肝臓にダメージを与えると問題になっているそうです。
My news Japanにもこの事実が掲載されていました。
健康になるためのトクホの安全性が、疑問視されている実態を読むと
健康系の商品にも注意が必要なことがよくわかります。
健康のためには、実は当たり前のことが大事なのかもしれません。
■旬の野菜や果物、海藻、魚類を食べること
■添加物の多い加工食品を避けること
■早寝早起きなど規則正しい生活
■軽いエクササイズを心がける など
生活習慣を変えていくことがポイントになります。
photo credit: caffeine cow via photopin (license)
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