睡眠不足は、泥酔状態と同じ!徹夜をしてはいけない理由。

ハーバード大学メディカルスクールの調査では、睡眠不足による生産性低下の影響で、アメリカ経済は毎年630億ドル相当の損失を被っています。調査を主導した研究者の一人は「アメリカ人は不眠症になって欠勤しているわけではない。しかし、会社に行っても疲労のため成果を出せずにいる」としたうえで、「生産性低下の要因はさまざまだが、情報化社会を迎えて不眠症の影響は際立つようになった」と指摘しています。この問題を広範に調べた科学者によると、4時間の睡眠不足は、ビール6本の摂取に相当する影響を体に与えます。一晩寝ずに過ごす徹夜は、血中アルコール濃度0.19%に相当します。これはアメリカの法的上限の2倍です。(トム・ラス)

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「睡眠不足」は、脳が休まない状態で
健康によくないことはわかっていましたが、それだけではなかったのです!
なんと睡眠不足が、人の生産性を著しくダウンさせていることがわかったのです。
座らない!: 成果を出し続ける人の健康習慣トム・ラス著)の中で
脳の機能は著しく低下するこのデータを見つけて
徹夜が、悪しき習慣で無意味なものだと思えるようになりました。
4時間の睡眠不足、ビール6本の摂取に匹敵し
徹夜にいったては、なんと「泥酔状態」と同じなのですから
健康のために、今すぐ深夜残業は禁止すべきです。

健康を維持するためには、体に良い食事と運動の習慣化以外に
私たちは睡眠にも、注意しなければなりません。
睡眠時間を減らすことは、生産性を下げるだけでなく
下手をすると脳にダメージを与えることにもなりかねません。
無理なスケジュールを立ててしまい、睡眠を減らすことが
結果として、私たちのビジネスに悪影響を及ぼしているのです。

EAT、MOVE、SLEEPの3つを意識することが大事だと
トム・ラス座らない!: 成果を出し続ける人の健康習慣で繰り返しています。
朝や昼に高脂肪食を食べてしまえば、1日を気だるくし、台無しにしてしまいます。
運動をサボれば、足が退化し、脳がすっきりしなくなります。
夜遊びを数日続ければ、脳は泥酔状態になります。
このようにEAT、MOVE、SLEEPで、悪い選択を繰り返さないことが
私たちの生産性をアップしてくれるのです。
睡眠不足によって、頭痛になったり、胃が不快になるなど
私たちの体にとってよいことなどないのです。

私は食事の改善と運動の習慣化はできるようになってきたので
次なる目標を快適な眠りに置いています。
快眠のためには、運動が大事だと書かれています。
また、散歩を心がけることで、記憶力が高まったり
創造的な仕事ができるようになります。

もし、眠れないで夜更かししているのなら、睡眠薬を飲むより
運動したほうがよいとトム・ラスは言います。
遅い時間でも、眠れない時には
TVを消して、散歩に行くのがよいかもしれません。

私は朝の散歩を習慣化することで、以前より寝つきはよくなりました。
本当に1日に10kmから15Km歩くことで
あっという間に眠りにつけるようになったのです。
あとは、もうすこし不快睡眠をとりたいと思います。
数時間で目が覚めてしまう浅い眠りにさよならできれば
もう少し生産性を上げられるはずです。

また、記憶が睡眠中に作られていることを考えれば
夜更かしは、厳禁であることがわかります。
日常生活で正しい選択を積み重ねていくことが何よりも大切だと
トム・ラスは本書で指摘しています。
これらの当たり前のことを日々実践することが
健康な体を作り出し、私たちの生産性を高めてくれるのです。
このルールを信じて、よい選択ができるように
本書のよい習慣をモデリングしていきたいと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   

photo credit: dream via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本昌大

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
IoT、システム開発のビズライトテクノロジー 取締役
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数 

■著書
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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