自分はがんだと信じた人が、誤診だったのに本当に死んでしまった。強すぎる恐怖は人を殺しさえする。快楽を追う回路と危険を避ける回路のせめぎあいという原理が、人間の脳を理解する鍵になるのだ。(エレーヌ・フォックス)
楽観的な人と悲観的な人が世の中にはいますが
考え方と行動を変えることで、人生を楽しくできると
エレーヌ・フォックスは、脳科学は人格を変えられるか?で力説しています。
世の中には自分はうまくいくと信じる人と
ネガティブにとらえがちな人のツータイプが存在しますが
その思考が良い結果と悪い結果を引き寄せているのです。
世の中には、ものごとはかならずうまくいくと強く信じる人がいるいっぽう、希望に満ちた未来をどうしても思い描けない人もいる。富のあるなしは、ほとんど関係がない。
以前の私は、どちらかというとネガティブで
アルコールに依存して生きてきました。
しかし、これでは人生は変わらないと思い、思考と行動を変えたのです。
9年前に断酒し、やりたいことをリスト化し、行動を起こすようにしたのです。
その際、意識したのが書籍からのインプットです。
成功している人から学ぼうと決め、書籍に書かれていることを
徹底的にモデリングしていったのです。
考え方をポジティブに変え、チャレンジするようにしたのです。
本を書こうと決め、ソーシャルメディアでアウトプットするなど
行動を起こすことで、私は出版のチャンスを手に入れたのです。
私は自分に悪いことが起こるのではとネガティブに考えることが多かったのですが
著者たちの思考と行動を真似ることで、自分の生き方をポジティブに変えたのです。
本の内容を徹底的に刷り込み、書かれていることを実践したのです。
良いことは自分を素通りして他人にばかり起こると考えるのも、彼らの特徴のひとつだ。この 「自分には、良いことは起こらない」という無力感はしばしば、何に対しても消極的な態度や意欲の欠如につながっていく。そして単なる悲観主義が抑うつ症へと発展する原因にもなる。対照的に楽観主義者は、起きた出来事に自分がある程度影響を与えられると思っている。そして問題が起きても、それを継続的な困難としてではなく一時的な障害としてとらえ、敢然と立ち向かおうとする。
ものごとを楽観的に見るか、悲観的に見るかで
出来事をどう経験するかが変わるのです。
そして、それは生涯に渡って続く可能性が高いというのです。
楽観的な人はその思考と行動によって、ハッピーな人生を引き寄せるのです。
私たちの未来は、自分がどうものごとに対処するかで決まります。
多くの成功者は、失敗を失敗だと考えずに、そこから何をすべきかを考えます。
問題が起きても、それを一時的な障害と捉え、敢然と立ち向かおうとするのです。
彼らには「諦めないうちは失敗ではない」という共通点がああります。
この思考法をモデリングすることで、私は失敗が怖くなくなりました。
チャレンジを始めたら、やめなければ良いという風に考えられるようになったのです。
人間は恐怖に反応しがちですが、それを乗り越える方法があります。
物事を前向きに考える(ポジティブ・シンキング)だけではなく
実際に、行動に移すことで、幸福感を感じられるようになります。
アクションによって、自信が生まれ、行動が怖くなくなるのです。
人間の脳は、変化するということが脳科学的にも証明され始めています。
思考と行動を変えれば、脳を楽観的にできるのですから
諦めずに行動してみましょう!
脳科学は人格を変えられるか?を読めば
脳を変える方法に気づけるはずです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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