ポジティブ・シンキングの問題点。楽天的的に行動することで、私たちが得られる3つの利益

習慣化

快楽のシステムの役目は、生物学的に好ましいものごとに人間を誘いこむことだ。たとえば、豪華な食事を一人ではなく家族や友人とともに食べるとき、大きな喜びを感じるのはなぜか?それは、支えあうネットワークや食べ物があることが昔も今も、幸福と生存のために不可欠な要素だからだ。快楽の回路は、生存の可能性を高めるあらゆるものごとを感知する。五感が快感のまさに根幹にあるのはそのためだ。恋人に抱擁される感覚やコーヒーの豊かな香り、そして潮風のさわやかさなどの感覚はわたしたちの気分を高揚させ、バラ色に近い人生観を築くのを助ける。(エレーヌ・フォックス)

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脳科学は人格を変えられるか?
エレーヌ・フォックス著)の中に
五感が快楽の基軸になるという話が出てきます。
一人で食べる食事よりも、人との会食の方がワクワクするのは
触れ合ったり、人との会話が楽しいからなのです。
私たちの脳は生存の可能性を高めてくれることに反応するので
その機会を増やすようすれば、ハッピーになれる可能性が高まります。

抑うつ症患者と楽天家の脳を比較すると
快楽の領域の動きが、異なることがわかります。

神経科学の研究によれば、抑うつ症患者の脳内では快楽の領域が異常に不活発になっている。いっぽう、生きることに深く意欲的にかかわっている楽天家が快楽を経験したり感じたりできないというのは、まずありえないことだ。楽天的な人はたいてい意欲とエネルギーに満ちあふれ、人生がさしだしてくるものを余さず楽しむ貪欲さをもっている。暑い夏の日に冷えたビールを飲む、感覚的な至福。あるいは、すばらしい絵画に魅了されるときの、抽象的な至福。さまざまな喜びや快楽を味わうことは、楽観主義の中心に位置している。

生きるパワーのある人間は、快楽を味方にしています。
嗅覚、味覚などの感覚的な喜びや
視覚、聴覚などから受ける抽象的な喜びを
楽観主義者たちは、できるだけ感じるようにしているのです。

では、ポジティブに考えれば、人は幸せになれるでしょうか?
多くの自己啓発書は、ポジティブに考えるだけで
人生がうまくいくというポジティブ・シンキングを推奨しています。
本当に人は、これで楽観的になれるのでしょうか?
エレーヌ・フォックスは、ポジティブ・シンキングだけでは
ダメだと以下のように否定しています。
ハッピーな思考がすべてを解決するわけではないのです。

思考自体に魔法のような力があるわけではない。だが楽観が行動と関連することや、その行動こそが利益をもたらすという点については、それを裏づける証拠がある。たとえば事故で下半身不随になっても、質の高い生活をぜったいにあきらめないと信じている人なら 、みずからジムに通って上半身の機能を強化し、内にこもらずに外に出て、活発な社会的生活を楽しめるようにしようとするだろう。いっぽう同じ目にあっても、人生もう終わりだと思いこんでしまえば、その人はそうした行動をおそらく起こさない。人がどんな生活を送ることになるか、その質の差に深くかかわるのは、「ポジティブに思考する力」というよりも、 「ポジティブな行動を起こす力」だ。これらふたつはたがいに無関係ではないが、楽観がもたらす実りを刈り取る役は 、思考ではなく行動が果たすはずだ。 

楽観的に思考し、かつ行動することで
人生が変わり始めるのです。
2001年の9/11テロの悲惨な状況でも
ニューヨーカーは楽観的に考え、行動することで
ポジティブな感情を街中に拡張していきました。
ニューヨーカーの当時の連帯感を思い出せば
ポジティブな気持ちと行動が
難局を打開させる力を持つことがわかります。
そして、楽観亭な思考と行動によって
私たちは、少なくとも3つの利益を手に入れられます。

楽天的な思考形式の三つの利益
■健康と幸福度の向上。
■危機のあとでも元気を取り戻せる。
■成功する可能性が増す!

ポジティブに考え、ポジティブに行動することで
人生は間違いなく、変わり始めます。
もし、ポジティブに考えられるようになったなら
思考するだけでなく、次の行動につなげましょう!

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
   

photo credit: Branded Head via photopin (license)

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