1日1つ新しいことをやるというのであれば、それほど大胆なことはできない。どんな小さなことでもよいので新しいことに挑戦してみる。この姿勢が重要であるのだ。小さなことでも毎日いろいろな新しいことにチャレンジしてみれば、自分が大きく変わっていくことを実感できるものだ。差別化とはそうした営みの結果ではないだろうか。(伊藤元重)
東大名物教授がゼミで教えている人生で大切なこと(伊藤元重著)を読んでいて
私は自分が変われた理由を思い出せました。
2007年に断酒をした私は、ある目標を決めました。
今までは飲み友達との時間を優先していたのですが
断酒をきっかけに、新たな人脈を作ろうとしたのです。
1日1人新しい人に会うと決めて、勉強会や朝活に積極的に参加し始めたのです。
また、人から面白い人を紹介してもらうためのランチを設定するなど
人と出会うチャンスを最大化したのです。
朝、昼、晩といろいろな人に出会うことで、私は多くの刺激を受けました。
違った業種や、若い世代の人に会うことで、知識がどんどん増えていったのです。
わからないことをどんどん質問すると、皆、親切に教えてくれることも発見しました。
人(専門家)に会うことで、新たな知識を貪欲に吸収していったのです。
iPhoneやソーシャルメディアの知識もその実学のおかげだったのです。
また、自分でも朝活を主宰したり、セミナーを開催するなど
新しい人に出会う機会を作り出すことで、より多くの人に出会えるようになりました。
結果として、私は、毎日、多様な業界の人にインタビューしながら
点と点を結びつけることで、脳を活性化しながら、人脈を拡大して行ったのです。
最近は、ブログを書くことを優先して、人に会う頻度が少し落ちましたが
今、心がけているのは、毎日、一冊新しい本を読むこと(著者との対話)です。
研究者としての私は、ひょっとしたら普通の人よりも好奇心が若干強かったのかもしれない。だから、何か新しいことを経験する機会に恵まれれば、それに飛びついてきた。工場やビジネスの現場は、大変な数の場所を見て回った。面白そうな人がいれば、可能なかぎりお会いしてお話を聞くことにしている。読書も、あまり特定のジャンルにこだわらず、面白そうだと思ったら、まず購入してみる。そのうちに読むことになる本も多い。(伊藤元重)
何か新しい知識を得たり、体験しようという好奇心が
私の行動を後押ししてくれました。
毎日、新しい人との出会いを意識したり、新しい本を読むと決めたことで
私は自分らしくなれたと思います。
また、出会った人同士を紹介するなど貢献することで
私は顔が広い(人脈がある)というパーソナルブランドも、手に入れることができました。
自分にはないものを教え合うことや、本を多読することを習慣化することで
私は「飲兵衛」ではなく、人脈力がある人になれたのです。
自分の時間の使い方を、飲酒から出会いに変えることで
私の人生、建設的なモノに変わりました。
このように小さなことでも、毎日いろいろな新しいことにチャレンジしていくことで
自分が大きく変わっていくことを実感できるようになるのです。
人脈力を鍛えるとは、自分から動き、貢献することだということも
この数年で理解できました。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
photo credit: Tandem Tania Just Retsing via photopin (license)
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