脳由来神経栄養因子(BDNF)の勉強をすればするほど、走りたくなる!

習慣化

脳由来神経栄養因子(BDNF)をご存知でしょうか?
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脳を鍛えるには運動しかない!(ジョン J. レイティ、エリック ヘイガーマン著)
詳しく書かれています。
BDNFはニューロン回路を構築、維持しているタンパク質の一種で
なんとこのBDNFは運動によって、増加することがわかっています。

神経伝達物質と等しく重要なものとして、別の種類の分子グループがある。この15年ほどでそれらについて研究が進み、ニューロンの結びつきがどのように作られ、強化されていくかについての理解は劇的に変わった。その分子グループは「因子」と総称されるタンパク質群で、最も有名なものは脳由来神経栄養因子(BDNF)だ。神経伝達物質が信号を伝えるのに対して、BDNFのような神経栄養因子は、ニューロンの回路、つまり脳のインフラを構築し、維持している。

以前の私は、アルコール依存症でした。
20年にわたり、日々、アルコールを飲み続け、8年前に断酒しました。
過去の飲酒のせいで、脳がやられてしまったのでは?という不安が
脳裏に浮かんで怖かったのですが、本書を読むことで安心できました。
最近の研究結果によると、脳は新生するのです!

中学時代、あなたの生物の先生は未成年の飲酒を防ごうとして、その点一を強調したかもしれない。「いいか、忘れるなよ。アルコールは脳の細胞を殺すんだ。そうなったら、二度と元に戻らないんだぞ」ところがどうだろう。実は元に戻るのだ。それも何千という単位で。もっとも、決定的な証拠が見つかったのは、高度な画像機器を使って脳のなかをのぞきこめるようになってからのことで、1998年にある独創的な論文によって公表された。それは思いもよらない分野のものだった。がんの治療では、病巣の広がり具合を調べるために、増殖細胞で発現する色素を体内に注入することがある。生前にその処置を受けたがん患者の脳を調べたところ、海馬全体が色素で染まっていた。それは、体のほかの細胞と同じように、海馬のニューロンが分裂して増殖(すなわち、ニューロン新生)している証拠だった。神経科学における最大級の発見である。

私たちのニューロンは新生し、増殖するとわかれば行動は変わります。
脳は年齢を重ねても、ダメにならず
新しくなることが最近の研究ではわかってきました。
脳のニューロンの数は生まれたときに決まっているのでもなく
加齢とともに減っていくということはないのです。

では、私たちはどうすればよいのでしょうか?

つまりは成長するか衰退するか、活動するかしないか、ということだ。元来、わたしたちは体を動かすようにできていて、そうすることで脳も動かしている。学習と記憶の能力は、祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので、脳にしてみれば、体が動かないのであれば、学習する必要はまったくないのだ。

ニューロンの数を増やすために最も効果が期待できるのは、運動なのです。
運動すると脳由来神経栄養因子(BDNF)が、脳の中でさかんに分泌されます。
このBDNFが、ニューロンや脳に栄養を送る血管をつくるために重要な働きをしています。
ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンといった
思考や感情にかかわる神経伝達物資の分泌を促す効果も運動にはあるのです。

ここまでくれば、運動が三つのレベルで学習を助けていることは十分おわかりいただけたと思う。まず、気持ちがよくなり、頭がすっきりし、注意力が高まり、やる気が出てくる。つぎに、新しい情報を記録する細胞レベルでの基盤としてニューロンどうしの結びつきを準備し、促進する。そして三つ目に、海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促す。

今まではあまり運動を意識していませんでしたが
脳を鍛えるには運動しかない!を再読することで、考え方が変わりました。
運動することで脳に対して3つの効果をもたらすのです。
1、頭をすっきりさせる。
2、ニューロンどうしの結び付きを強める。
3、新しいニューロンの成長を促す。
この3つの効果を得るために
また、アルコールでダメになった脳を復活させるために
私はウォーキングにプラスして、本気で運動をやろうと決めました。
走ること」が私の次の目標になりました。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
   

photo credit: synapse via photopin (license)

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