9割の名刺は捨てなさい。各界の達人の名刺は最高でも200枚あればよい。(久米信行)
人脈で悩んでいる方に朗報です。
本書すぐやる人の「出会う」技術(久米信行著)を
読んで行動さえすれば、その悩みが一気に解決するはずです!
特に、ネットを意識したコミュニケーション術は
若者だけでなく、我々ミドル世代にも効果があります。
(実際、久米氏は私と同じ1963年生まれです。)
実は、著者の久米氏とは数年前にUstreamの番組でお話ししたことがありますが
その際、彼のコミュニケーシィンの「心技体」をモデリングすることにしました。
圧倒的な行動力が人脈を広げることを、直接久米氏から学べたのはラッキーでした。
今回、その時の学びを思い出しながら、本書を楽しめました。
久米氏は9割の名刺を捨てなさいと言います。
人脈においても、2:6:2の法則が当てはまるのです。
2割の気があう人、6割のどちらでもない人、2割の気に障る人に
私たちが出会う人も分類できるそうです。
名刺交換したら気があう人と気に障る人から
能力が高くて、働き者だと思う人をセレクトするのです。
全体の4%の達人と付き合うことが久米流人脈術なのです。
似た者同士、仲良し集団だけでなく、気に障る優秀な人との交流が
自分にない情報をもたらしてくれるという指摘は、とても勉強になります。
また、未知なる世界、会社や学校以外の人と付き合うことが重要だと書かれています。
これまでの名刺フォルダにない、一流の人との交遊を体験すると
自分の景色が一気に変わります。
私も著者の人脈を持つことで、世界観が変わったので
この考え方には共感を覚えました。
業種、年齢、国籍、性別が異なる人とどんどん交流しましょう。
この繰り返しが、多彩な人財を引き寄せてくれるのです。
昔と違って、ソーシャルメディアを活用すれば、それがすぐにできるようになります。
また、久米氏は変人になることを薦めています。
変人と思われるほど、「人との出会い」が広がると言うのです。
世の中には、どんな真面目な場であれ、「変人枠」があると私は実感しています。例えば、日本のプロ野球にーチームあたり4名といった「外国人枠」があるように、真面目な会議やプロジェクトにも一定の「変人枠」があるのです。(久米信行)
社内でも社外でも、率先して発言しましょう。
自分の意見を他者のために披露するのです。
目立つこと、アウトプットで自分の存在を多くの人に認知させるのです。
この発言がパッションのある同士を引き寄せてくれます。
自分が磁場になることで、磁石に向かって、面白い人が集まってくるのです。
これをネットやソーシャルメディアでも心がけるのです。
今は、網縁の時代です。
地縁、血縁、学縁、社縁を超えた網縁が
あなたの可能性を世界に広げてくれるのです。
自分の力で未来のご縁を開拓するのです。
隣人の愚痴を聞くより、ソーシャルメディアで
同士とコミュニケーションする方が、はるかに価値があります。
師匠や同士を200人作れば、そのコミュニティが人生を面白くしてくれるのです。
自分のやりたいことをアウトプットして、面白い人に出会うチャンスを最大化しましょう。
ワクワクする人脈、夢を語れる仲間をどんどん作りましょう。
また、初対面の人と会う時には、事前に相手の情報をチェックし
心の合鍵を探しておくと、名刺交換やミーティングの中で
相手との共感を作りやすくなります。
心の合鍵を作り、ソーシャルでご縁を深め、広げることが
出会いの達人になるコツだと思いました。
本書の久米氏の心技体を上手にモデリングして、人脈を広げましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうごじました。
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