月並みな方法でビジネスを経営していれば、月並みなビジネスにしかならない。ところが、そこに遊びの要素を加えるだけで、それが並はずれたビジネスへと成長する。(バーバラ・コーコラン)
ゼロから出発!お金持ちになるためのシンプル・ルール24の冒頭に
成功した理由は、祖母の言葉を信じたことと母から学んだ教訓を生かしたおかげだと
著者のバーバラ・コーコランは記しています。
働き者の母親から習った教訓を活用することで
バーバラ・コーコランは失敗を乗り越えながら、ビジネスを成功させていくのです。
「大きなケーキを人にゆずれば、自分のケーキはもっとおいしくなる」
「チアリーダーになりたければ、応援の仕方を知らなくちゃ」
「破けたソファは笑いでつくろう」などの母の知恵が
次々に経営で役立っていく様子は、読んでいてとても小気味が好いです。
「お金がなくても家族がいるから一緒に笑えて幸せ」だとか
「ものごととというのは見た目ほど悪くない、いい方に見ればいいの」など
本書に紹介されている母の言葉から、私たちはエネルギーをもらえます。
ゼロから出発!お金持ちになるためのシンプル・ルール24 [ バーバラ・コーコラン ] |
特に、本書のルール11「外で遊ぼう」が素晴らしかったので以下紹介します。
楽しむことも仕事のうちだと思えれば、私たちは自分の会社をよくできます。
遊びながら働くことで、著者のバーバラ・コーコランは
次の5つのルールを学んだそうです。
1、幸せな人ほどいい仕事をする。
2、楽しい人は笑うし、笑っている人は嫌われない。
3、楽しい環境にいると、人は普段の仕事の役割を超えた目で同僚を見ることができるようになる。
4、ライバル同士を引き合わせるのは楽しい席が一番。
5、会社のためになにかいいアイデアを求めているのなら、ぜったい外で遊ぶべき。
当然、私たちは仕事をしている時より
遊んでいるときのほうが人を好きになれます。
遊びを通じて、人として付き合えれば、笑顔が生まれ
職場の仲間との関係をよくできます。
ストレスやプレッシャーがなければ、仲間に優しく接することができますし
仕事に役立つアドバイスも与えられます。
外で遊ぶと面白いアイデアが浮かんでくるなど
楽しみながら働くことは、良いことだらけなのです。
遊びをビジネスの中に取り入れると、社員をリフレッシュさせられ
よりクオリティーの高い仕事ができるようにもなります。
サプライズやアブノーマル、はちゃめちゃをキーワードにすると
社員の創造性を引き出せるようになるのです。
社員と遊びを計画するためのヒントを本書から引用します。
1、勤務時間内に遊ぶこと
2、サプライズ!
3、お楽しみに抵抗する人ほどお楽しみを必要としている。
4、変化を加えると、いつも新鮮な楽しみを味わえる。
5、テーマを与えられると結束感が強まる。
6、楽しんでいるリーダーにみんなはついていく。
7、はちゃめちゃなパーティーにする。
8、チャンスをものにする。
9、スナップ写真を撮る。
会社を楽しくする9つのアイデアを真似してみれば
すぐに会社を明るい雰囲気に変えられそうです。
ゼロから出発!お金持ちになるためのシンプル・ルール24は
ベンチャー起業家、会社を大きくしたい人に是非、読んでもらいたい一冊です。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
私の好きな本や自分の著書をピックアップしています。
ぜひ、書籍の表紙をクリックしてご一読ください。
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
コメント