手帳でストレスを乗り越える方法。ズルいほど幸運を引き寄せる 手帳の魔力の書評

過去のストレスを幸せそうに話す人もいますし、今現在起こっているストレスを幸せそうに話す人もいます。そして、そういうズルいほど幸せな人たちは、さらに幸せになっていきます。(春明力)

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春明力
氏のズルいほど幸運を引き寄せる 手帳の魔力を読んでいて
ストレスを味方にするためのヒントを見つけました。
著者の春明氏は幸せな人たちには、共通点があると指摘しています。
彼らはストレスを「ストレス」として見るのではなく
ストレスを「幸運を引き寄せるタネ」として見ているのです。
ストレスを人生を「良くなるためのサイン」だと考えることで
自分の思考と行動をポジティブに変えられます。

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本書にはストレスと上手に付き合う方法が紹介されてます。
ストレスを感じたら、それを手帳に書き出してみるのです。
書き出して、客観的に見ることで、たいしたことに思えなくなります。

手帳に書き出したストレスを、客観的に見てみると、そんなに苦しむことじゃない場合があります。「ひどい言葉を言われた」と悩んでいた人が、手帳にその言葉を書き出してみると、意外とたいしたことがないことに気がつく。「ひどい失敗をした」と悩んでいた人も、手帳にその出来事を書き出してみると、たいした失敗じゃないことに気がつく。そんなことがよく起こります。

自分の心理状態が落ち込んでいれば、物事が余計に悪く見えたりします。
書き出すことで、気持ちが落ち着くこともありますから
嫌なことがあったら、それを冷静に整理してみるのです。

著者は自分のストレスを理解すると、行動を変えられると言います。
ストレスを感じることを見つけることで、対処法が見えてきます。
何がストレスなのかを?しっかり把握し
自分の行動を改善したり、やらないことを決めればよいのです。
睡眠不足がストレスの原因になっていれば、早寝早起きを心がけましょう。
対人関係で悩んでいたら、相手に感謝できることを探してみるのもよいでしょう。

ストレスを感じたときに、それをラッキーだと思って笑うことで
ストレスが怖くなくなります。
自分を客観視して、ストレスを小さくすることで
私たちはレジリエンスを鍛えることができます。
過去のストレスを振り返り、たいしたことではないと思えるようになると
同じようなトラブルを乗り越えられようになります。
やがてはストレスが自分を変えるための
幸福のタネに思えてくるようになるのです。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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photo credit: anieto2k 6/52³: Estrés / Stress via photopin (license)

この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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