20代とは一過性の季節であり、 30代後半から40代はその後の人生の習慣をスタートさせる時期だ。(成毛眞)
成毛眞氏のこれが「買い」だ:私のキュレーション術は
読んでいてとても楽しい一冊でしたが
この言葉に出会えたのが一番よかったかもしれません。
成毛氏が言うように、30代、40代で自分の人生の後半戦を真剣に考え始めますが
多くの場合、そのときに熱中したことがその後の人生の習慣になります。
自分のことを思い出しても、20代は自分探しに終始し
本気で自分のやりたいことが見つかったのは
情けないことに40代も半ばになってからでした。
これが「買い」だ 私のキュレーション術 |
今から10年ほど前の44歳のときに、私は焦りを感じていました。
周りの仲間が著者として、次々に本を出版する中で
私には何も資産がなかったのです。
自分より若い世代の30代で本が書けることに気づいた私は、失った時間を呪いました。
30代の貴重な時間を私はアルコールと共に過ごしてしまったのです。
そのとき、私は子供の頃の夢を思い出しました。
私の夢は本を書くことでしたが、努力を怠ってきました。
大学を卒業してから、ほとんど文章を書かずに過ごしてきたのです。
これでは、夢が叶うわけがありません。
私は時間を作るために大好きだったお酒をやめて
書く時間を意識するようになったのです。
44歳の遅いスタートでしたが、私は少しづつ書く時間を確保し
Twitterの140文字からアウトプットをスタートさせたのです。
最初はおっかなびっくりでしたが、書き続けることで
だんだんと自信が持てるようになりました。
本を書いて人の役に立つことがゴールだったので
著者や編集者などの出版関係者に徹底的に会い
どうすれば本が書けるのか?をヒアリングしました。
この習慣のおかげで、自分が著者になっているイメージを強化できました。
また、著者のインタビュー番組をUstreamで始めるなど
本を書くための仕掛けを次々考え、実践しているうちに
ついに47歳のときに出版のオファーを受けたのです。
44歳から準備を始め、書く習慣を身につけることで
私の人生は20代のときより、はるかに面白いものになりました。
今はこのブログが私の生きがいになっています。
あの時に自分の夢を思い出し、行動したことで
私の人生はポジティブなものに変わったのです。
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