自分にとって一番重要な目標や価値観にとってプラスになることを、毎日少なくともひとつ実行することだ。研究によると、コミットする行動に成功するたび、希望、楽観、自己効力感という三つの恩恵が育まれる。(ジェイン・マクゴニガル)
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ジェイン・マクゴニガルのスーパーベターになろう!の書評を続けます。
日々やるべき行動を決め、それにコミットできれば、自分の人生を改善できます。
毎日、コミットしたことを少なくとも一つ実行するたびに
希望、楽観、自己効力感を養えるのです。
著者のジェインは希望、楽観、自己効力感の違いを以下のように整理しています。
違いを理解しておくことで、自分の感情をコントロールできそうです。
1、希望=良好な結果になることがありえると思うときに感じる気持ち。もしなんらかの良好な結果を想像できるなら、それがどんなに可能性の低いことであったとしても、あなたは希望を持っていることになる。想像できる良好な結果の数が多ければ多いほど、希望もまた大きくなる。
2、楽観=楽観は良好な結果になることがありえるだけでなく、その可能性が高いと思うときに感じる気持ち。結果として、あなたは自らもっと高い目標を設定し、それを達成するためにいっそう努力するようになる。
3、自己効力感=「わたしにはできる!」という感覚。自己効力感が高いと、良好な結果がありえると感じるだけでなく、良好な結果になるかどうかは自分がコントロールできると感じる。問題に対処し、目標を達成するだけのスキルや能力を持っている状態だ。
希望、楽観、自己効力感、この3つがすべてが組み合わさると
モチベーションと意志力が驚くほど強化されます。
この3つの強さは「資質とコントロール能力に対する信念」と呼ばれていて
研究者から重視されているそうです。
スーパーベターになろう! [ ジェイン・マクゴニガル ] |
この「資質とコントロール能力」が自分にあると感じることで
様々なことにチャレンジができるようになります。
そして、ゲームのクエストをクリアすることが
希望、楽観、自己効力感を育む最適な方法だと著者のジェインは指摘しています。
クエストをクリアすることで、私たちは全身すると同時に成功を経験しています。
クエストの達成によって私たちは楽観的になれ、行動が怖く無くなるのです。
成功はその規模よりも頻度のほうが重要だ。だからクエストが小さくても簡単でも関係ない。いやむしろ、成功の可能性が高くなるから、小さくて簡単なほうがいい。
複数のクエストを日々達成することで、自分をより改善できるようになります。
小さくて、簡単なクエストをいくつも用意し、成功体験を育みましょう。
大きな目標を細分化して、達成することの意義がここになるのです。
私たちはクエストをクリアするたびに
自分の健康、幸福、未来にポジティブな影響を与えているのです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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