私たちは皆、完壁な人間ではありません。失敗もします。だから、人からの助言を聞き入れて、行動に反映することが必要なのです。(ジョシュア・マーゴリス)
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完璧な人間などいないのだから、メンターを持とう!
ハーバード大学のジョシュア・マーゴリス教授は完璧な人間などいないと言います。
一人の力には限界があり、独力だけではすぐに壁にぶつかります。
人生の課題を解決するためには、メンターが必要なのです。
カシーク・ラマンナ教授はメンターについて、面白いことを言っています。
ラマンナ教授は、社会人になってからずっと、4人のメンターを持ち
アドバイスを受けているそうです。
今の自分があるのはメンターのおかげだと教授は語ります。
「学生にも卒業後、常に4人のメンターを持つことを勧めたい」とアドバイスしています。
(参考 佐藤智恵氏のハーバードはなぜ仕事術を教えないのか)
私がこれまでのキャリアで正しい決断をして、逆境を乗り越え、プレッシャーに勝つことができたのは、すべてメンターのおかげです。メンターはできれば4人いるといいと思います。4人はそれぞれ異なる分野の人たちで、お互いつながりがない人のほうがいいですね」 (カシーク・ラマンナ)
出世すれば出世するほど、メンターの存在が重要になります。
偉くなると周りの人からアドバイスを受けられなくなります。
周りがイエスマンばかりになり、いつの間にか裸の王様になってしまうのです。
これでは人生は一気につまらなくなります。
また、スティーブン・ロジャーズ教授の言葉を読むと
謙虚な心を維持するためにも、メンターが必要なことがわかります。
自分が成功した時、今まさに成功しようとしている時に、一歩下がった謙虚な行動をとることはとても大切です。ある意味、謙虚な行動ができるかどうかは、その人の人格を表しますから。(スティーブン・ロジャーズ)
メンターを持ち、受けたアドバイスを自分ごと化し
謙虚な気持ちを忘れないようにしたいものです。
人の意見を聞くことが自分を成長させてくれます。
自分の耳を塞げば、状況が悪化し、結局は自分の運を下げてしまうのです。
ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか[本/雑誌] / 佐藤智恵/著 |
新たなことにチャレンジするためにもメンターが必要
人生は、山というより、山脈です。その一つひとつに挑戦していくのが、生きるということです。新たな山を登るというときに、その山に詳しいメンターを見つけることです。逆にいえば、メンターと出会うことで、新しい山を発見します。その意味で、メンターというのは、人生のドアを開いてくれる人です。あなたが知らないもの、見たことがないもの、感じたことがない世界への扉を開いてくれる人です。(本田健)
より良く生きるためには、新たなチャレンジが欠かせません。
新しいことを始めるときに、自分一人でやるよりも
しっかりとアドバイスをしてくれるメンターがいた方が良いに決まっています。
私も断酒をして、自分の人生をやり直そうと思ったときに、コーチングを受けました。
自分のマインドを強くするだけでなく
ビジネスのアドバイスをしてくれるコーチを探していたのですが
ふとしたきっかけから、理想のコーチに出会えました。
ビジネス経験が豊富な新堀進氏のコーチングによって
私の人生は劇的に変わりました。
コーチに会うたびに、私は質問を受けました。
「本当にやりたいことは何か?」
「人から何をほめられるか?」
「今、何を優先すべきか?」
「迷ったときにどちらを選択するか?」
「読んだ本から得たものは何か?」などなど
質問を受けるたびに、私は自分との対話を繰り返しました。
自分のやりたいことや強みがコーチングで見つかったのです。
そして、本を書くこという目標を設定することで、私の行動は加速しました。
登る山を決めたら、そこに向かって行動を起こせば、頂上にたどり着きます。
新堀氏の的確な質問とアドバイスによって、私は著者の仲間入りができました。
本を書いたことで、私の中に自信が生まれ
色々なことにチャレンジできるようになったのです。
まとめ
自分の人生をより良くするために、メンターやコーチを持ちましょう。
メンターからのアドバイスをしっかり聞くことで
問題解決がスムーズになるだけでなく、謙虚な気持ちを維持できます。
また、メンターやコーチから質問を受けることで
自分のやりたいことが見つかり、人生をエンジョイできるようになります。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考書籍
本田健氏の人生を変えるメンターと出会う法~自分の磨き方、高め方~
佐藤智恵氏のハーバードはなぜ仕事術を教えないのか
ソーシャルメディアを武器にするための10カ条 [ 徳本昌大 ] |
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