世の中に大きく貢献したいと思うのであれば、他人に何を言われても、野心を持ち続けましょう。(佐藤智恵)
photo credit: Becker1999 March for Science, Washington, DC via photopin (license)
イノベーションには野心が必要!
イノベーションは野心がなければ生まれないと
ハーバードのリンダ・ヒル教授は指摘します。
大胆な野心を持って、何年以内に成長しようと考えるから
人も企業も能力以上の力を出すことで、目標を達成しようとするのです。
現在からの積み上げではなく、大きな野心を持って
未来から逆算して、プランニングを行うことで
今後何をすべきかが明確になるのです。
佐藤智恵氏のハーバードはなぜ仕事術を教えないのかの中に
ハーバードのある授業が紹介されていました。
それは、未来の自分の理想の姿を発表するというもので
10年後の自分と20年後の自分をストーリーにして語るのです。
「将来のキャリア」をテーマに学生同士が真摯に語り合うことで
自分の野心(世の中への貢献)を明確にしていくのです。
今の自分には無理かもしれませんが、そこで諦めたら人生は面白くなりません。
仲間から「無理だ」と言われたとしても
それはあなたの現状を見て、判断しているので、気にかける必要はありません。
全員が賛成するアイデアには可能性はありませんから
反対者が現れたほうがよいと思って、行動をスタートしましょう。
他人から批判されたら、チャンスだと思って
自分のレベルをアップしていけばよいのです。
ハーバードはなぜ仕事術を教えないのか[本/雑誌] / 佐藤智恵/著 |
逆算思考で未来を変える
ハーバードの学生たちは、その授業で多くの夢を語るそうです。
■ハーバードの教授になりたい
■会社を起業したい
■NPOの代表になりたいなど思い思いの未来像を発言します。
私が役員をしているGYAKUSAN株式会社では
10年後のワクワクな自分から逆算して
プランニングを行い、やりたいことを実現するお手伝いをしています。
(詳細は逆算手帳のページをご覧ください。)
野心を持って、自分を成長させることで夢は実現していきますが
計画だけで行動しなければ、何も変化は起こせません。
前述のハーバードの授業には、卒業生が来校し
自らのキャリアについて講演をすることもあるそうです。
その中でよく語られるのは、「あの時、こうしておけばよかった」という後悔です。
学生たちは卒業生の話を聞きながら
自分が40歳になった時、50歳になった時、何を後悔するだろうかと考え
進路を明確にしていくのです。
佐藤智恵氏はハーバードはなぜ仕事術を教えないのかで
面白いアイデアを披露しています。
10年後、20年後、自分がどこで何をしているかなんて、誰も予測できません。目標を設定して、それを達成するためのアクションプランを考えたところで、その通りにはいかないのです。不測の事態が訪れれば、計画はすべてやり直し。何をやればいいのか、途方に暮れてしまうかもしれません。そういう時には、「未来の自分は、何をやらなかったことを後悔するか」と考えてみましょう。今やるべきことが明確に見えてくるはずです。
未来の自分が、何で後悔するのかをイメージするのもありですね。
いくつになっても私たちは、行動をスタートできます。
10年後の自分のポジティブとネガティブな姿をイメージして
やるべきことを明確にしていきましょう。
まとめ
野心や夢が私たちを成長させてくれます。
10年後の理想の自分をイメージし、そこから逆算して
自分の人生のライフプランを作りましょう。
その際、ワクワクな自分だけでなく
後悔する自分をイメージすることで
今やるべきことが明らかになります。
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今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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