笑顔あふれる会議が生産性を高める理由。

ユーモアには、レジリエンスを高める効果もある。笑うことによってストレスに満ちた状況をそれほど脅威に感じなくなるから、緊張が和らぐのだ。(シェリル・サンドバーグ)


photo credit: Günter Hentschel Gilde Clown via photopin (license)

ユーモアの力を見直そう!

ユーモアは笑顔を取り戻す起爆剤です。
難しい話やつらいことを思い出した時に
ジョークを言うとその場の雰囲気が和みます。
緊張したり、ストレスを感じた時には
みんなが笑えるような話をすると
あっという間に空気を変えられます。

例えば、夫婦が二人とも笑う家庭では、結婚生活が長くなるそうです。
ユーモアは心拍数を下げ、筋肉を弛緩させる働きがあるのです。
私たちは笑いがある場所を安全だと捉え、ストレスをなくせます。
このように心と体の健康のためにはユーモアが欠かせません。

ユーモアは政治や権力にも影響を与えます。
かつての宮廷道化師は権力者に真実を語れる唯一の存在でした。
彼らは王や王女に異議を唱えることができたのです。
なぜ、道化師にはそれができたのでしょうか?
真摯に話すと権力者から怒りを買いますが
ユーモアによって毒を消せるのです。
現代のアメリカではコメディアンがその役割を担っていると
シェリル・サンドバーグOPTION Bに書いています。

ユーモアのある会議が生産性を高める!

今回、ユーモア(humor)の語源を調べてみました。
ユーモアはラテン語のHUMORに由来し、本来は体液という意味でした。
ヒポクラテスの四体液説という有名な学説がありますが
昔の人は健康を血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の
4種類の体液のバランスで測っていました。
このバランスで人間の気質も変わっていくということが転じて
その場の雰囲気を和ませるシャレをユーモアと呼ぶようになったのです。

オランダ・アムステルダム自由大学の
ナーレ・レーマン=ビレンブロック氏などが行った研究によると
冗談を言い合い、一緒に笑い合っているチームの方が
協力的で建設的な言葉を互いにかけ合っていることがわかりました。
驚くことにユーモアのあるコミュニケーションを心がけていたチームが
目標達成や効率向上といった項目でより高い成果をあげていたのです。

昨日はGYAKUSAN株式会社の役員会でしたが
この会議はめちゃめちゃ楽しいです。
CEOのコボリジュンコさんとCCOの掛田恭子さんの役員の他
昨日はゲストでコーチの新堀進さんや
逆算講師のメンバーにも参加いただきました。
GYAKUSAN株式会社では新しい会社の形を繰り出すために
役員会も関係者にオープンにしていきたいと考えています。

実は、この会議がとてもエネルギーにあふれています。
役員会なのにユーモアたっぷりで、ずーっと笑いが絶えません。
逆算手帳のセミナーや販促など真面目な話をしているのですが
みんなが面白いアイデアを出し合うために、メンバー全員が笑顔になれます。
最初は突拍子ものないアイデアのように見えますが
笑顔で会議を続けるうちに良い答えが導かれ、課題が解決しています。

男性ばかりの役員会に慣れていた私は
最初はこのユーモア会議に戸惑っていましたが
最近では笑顔の会議の方が生産性が高くなることに気づけました。
GYAKUSAN株式会社のビジョンは
「ご機嫌な人を増やす」ですが、ユーモア会議を増やすことで
その目標が達成できることを発見しました!

近々、今日の会議で決まったワクワクイベントなどを今後発表しますので
逆算手帳にご興味のある方はこちらのメルマガにご登録ください。
アマゾンで品切れ表示の時がありますが
随時補充していますので、お手数をおかけしますが、在庫をご確認ください。
また、逆算手帳活用のためのワークショップも開催しています。
イベント情報はこちらをご確認ください。

まとめ

ユーモアは前向きなコミュニケーションを生み出します。
笑顔溢れる会議がチーム内を活性化し、組織を強くできるのです。
ユーモアはその場の雰囲気をあっという間に変えてくれますが
会議にもユーモアを取り入れことで、生産性を高められます。
ぜひ、ユーモア会議をあなたの会社でもはじめてみてください。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
参考図書 OPTION B(オプションB) 逆境、レジリエンス、そして喜び

     

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この記事を書いた人
徳本

■複数の広告会社で、コミュニケーションデザインに従事後、企業支援のコンサルタントとして独立。
特にベンチャーのマーケティング戦略に強みがあり、多くの実績を残している。現在、IPO支援やM&Aのアドバイザー、ベンチャー企業の取締役や顧問として活動中。

■多様な講師をゲストに迎えるサードプレイス・ラボのアドバイザーとして、勉強会を実施。ビジネス書籍の書評をブログにて毎日更新。

■マイナビニュース、マックファンでベンチャー・スタートアップの記事を連載。

■インバウンド、海外進出のEwilジャパン取締役COO
みらいチャレンジ ファウンダー
他ベンチャー・スタートアップの顧問先多数
iU 情報経営イノベーション専門職大学 特任教授 

■著書
「最強Appleフレームワーク」(時事通信)
「ソーシャルおじさんのiPhoneアプリ習慣術」(ラトルズ)
「図解 ソーシャルメディア早わかり」(中経出版)
「ソーシャルメディアを使っていきなり成功した人の4つの習慣」(扶桑社)
「ソーシャルメディアを武器にするための10ヵ条」(マイナビ)
など多数。
 
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