日本でも航空会社のソーシャルメディアはファンから評価されています。
ANAのファンページのいいね!が378,000以上
JALのファンページも283,000以上のいいね!を獲得していて
日本のFacebookの成功事例として、メディアで紹介されることも多いですね。
ブランディング、アクティブサポート、旅先紹介、通販商品など
日本の航空会社のソーシャルメディア利用は多岐に渡っていますが
海外の航空会社のソーシャルメディア利用も相当進化しています。
例えば、United Airでは、搭乗後のナプキンにも
Facebookやtwitterのアカウントが紹介されていて、ユーザーとのコミュニケーションを
積極的にソーシャルで行っていこうという航空会社の強いWillを感じます。
(松村太郎さんと私の共著 図解 ソーシャルメディア早わかりより)
そのアメリカでの航空会社のソーシャルメディア利用の評価レポートが
Amplicateで発表されていましたので、今日はご紹介します。
発言した内容を分析したものです。
それによると、2011年にソーシャルメディアでアメリカの航空会社に関して
33,043の意見が投稿され、4,600万回以上シェアされたそうです。
45%の意見はポジティブで、 Virgin Americaがソーシャルメディアで
最も愛されているブランドで、なんと意見の96%がポジティブなものでした。
Virgin Americaへの顧客の評価が判ります。
which they shared 46,959,287 times.
45% of opinions posted on US airlines on social media were positive in 2011.
Virgin America was the most loved US airline on social media in 2011,
with 96% of opinions positive.
…and a wealth of other data that is essential
for anyone involved in the marketing or analysis of major players
in the airline industry.
ユーザーから評価されているVirgin AmericaのFacebookとtwitterを
チェックしてみましょう。
アメリカでも「いいね!キャンペーン」が人気なんですね。
因に、Virgin Americaのいいね!は185,090で、日本の航空会社のほうが多いです。
また、短い動画の使い方が、海外の会社はうまいですね。
一方のtwitterですが、こちらはユーザーとのコミュニケーション
特に1対1のメンションが目立ちます。
295,000以上のフォロワーがいて、タイムラインも相当アクティブです。
この顧客とのやり取りを読んでいて、Virgin Americaが
評価されている理由がよく判りました。
Virgin Americaのアカウントを今後、私も定期的にチェックしてみようと思いました。
アメリカに行ったらVirgin Americaに搭乗してみたくなりました。
考えてみると搭乗中にWifiが使えるんですよね、アメリカは!
搭乗中にもソーシャルメディアからユーザーが、情報発信することを考えると
サービスの向上なくして、航空会社は生き残れないなと思った次第です。
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