ぐずぐずしていることは、時間を盗まれることである。(エドワード・ヤング)
死ぬ前に後悔したくなかったので、私は44歳の時に時間を大切にしようと決めました。
40代という遅いタイミングでの決断でしたが、私の人生はここから面白くなりました。
人生に遅いということはないのです!
自分の時間の使い方を検証してみれば、どれだけの時間を無駄にしているかがわかります。
まずは、今の時間を記録して、ダメ時間を書き出してみましょう。
9年前にこの作業をした時に、私は愕然としました。
TVを見たり、ボーっとしている時間が予想以上に多く
自分が時間を浪費していることに気づきました。
貴重な資産である時間を無駄遣いしていたのです。
浪費された時間は、単なる生存にすぎない。使用された時間のみが、生活なのである。
エドワード・ヤングの言葉を読むと、当時の私はただただ生存していただけだったのです。
生活時間を長くするために、私は時間を見直すことにしました。
断酒をしたために、私の時間は有り余っていましたから
夜は読書の時間、朝は朝活の時間にして、自分を磨くことにしたのです。
もともと本は好きだったのですが、読書のやり方が間違っていました。
私の読書は、読んだら読みっぱなしの読書で
アウトプットなしで、行動につながらないものでした。
まずは、これを改善することにしました。
読んだ本のメモを取り、それを整理し、ソーシャルメディアでアウトプットしたり
朝活の読書会で発表することにしたのです。
これにより、著者との真摯な対話が始まりました。
アウトプットするためには、本を自分ゴト化しなければいけません。
著者の言葉を理解しないと、人には伝えられないのです。
わかりやすくアウトプットすることを心がけ
本の内容に自分の知識や体験を織り交ぜながら、人前で話すようにしたのです。
朝活で話しているうちに、多くの参加者に喜んでもらえることに気づきました。
これが自信になり、私は著者のインタビュー番組や
ソーシャルメディアの情報番組をUSTREAMで始めたのです。
私はここで編集者と出会い、出版のチャンスをゲットしたのです。
断酒→時間の見直し→インプット&アウトプッとの強化によって
私の人生は大きく変わり始めました。
このことがあってから、私は時間を今まで以上に大切にするようにしたのです。
暇を見つけては本を読み、その中から自分に必要なエキスを抽出して
自分の人生に取り入れていったのです。
一番多忙な人間が、一番多くの時間をもつ。(アレクサンドル・ビネ)
アレクサンドル・ビネの言葉を私は次のように言い換えています。
一番時間を大切にした人間が、一番多くの時間をもつ。
40代の前半まで、私はアルコールに、多くの時間を費してきました。
その後もTVなどを見ながら、無駄な時間を過ごしてきましたが
その後、時間の使い方を変えたおかげで、面白いことを引き寄せられるようになったのです。
時間が有限な資産だと気付いてから、私の行動は一気に変わりました。
朝時間や隙間時間を大切にし、アウトプットを強化するようになってから
私の人生は劇的に変化したのです。
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